内容説明
wreath~島々の花輪。人気の水中写真家を育てたモルディブの海。たくさんの生き物たちが織りなす海の美しい風景を、独特の色彩でとらえた写真集。
著者等紹介
鍵井靖章[カギイヤスアキ]
1971年、兵庫県生まれ。水中写真家。大学在学中に水中写真家・伊藤勝敏氏に師事する。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。メディア出演多数。2013年、2015年に「日経ナショナルジオグラフィック写真賞」優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
6
鍵井さんが切り取ったモルディブの海。圧倒的な青に目の覚めるような思い。極彩色の魚が舞い、サンゴは楽しげに色を重ねる。「wreath」がみんなの心を繋ぎますように。自然が自然のままでいられない今だからこその、鍵井さんの発信だ。2017/05/18
クロ
5
なんて美しいんだろう。モルディブの海の中は、こんなにも色鮮やかな生き物たちであふれてる。青い海を背景にすると、黄色いヨスジフエダイやイエローバックフィジュラーは輝いているし、悠然と泳ぐタイマイに畏敬の念を覚える。あとがきで鍵井さんは、海の中にいるのに、宇宙を旅している感覚になると書いているが、その感覚は写真を見つめる私にも伝わってくる。真っ青な中ではためくマンタやマダラトビエイは宇宙船のようだ。2018/08/17
しばこ
5
色鮮やかだったり、宇宙空間にいるかのような美しいモルディブの海の中。この自然が作り出した素晴らしい世界が失われずにいて欲しいと思う。2018/08/16
kanata
5
青い海のなか。魚も自然体な感じがする。いつもよりふわふわしてない(色味のせい?)、それもいい。言葉なんかなくてもゆったり過ごす海のなかが心地よいところなのが伝わってくるようだ。2017/05/27