出版社内容情報
写真の良し悪しを決める「構図」について理論的、実践的に解説。被写体の配置、フレームの切り取り方、目線の湯堂方法、色調の効果など
、わかりやすい図解と美しい写真で占める。
内容説明
センスは理論から!3分割法だけじゃない!対角線方式、動的分割、ビジュアルウェイト、ネガティブスペース…セオリーを知れば簡単!みるみる腕が上がる。
目次
第1章 視覚認知のメカニズム
第2章 構図の原則と指針
第3章 デザインの要素
第4章 色調と色合いの役割
第5章 理論を実践する
第6章 芸術としての写真
著者等紹介
ガーベイ=ウィリアムズ,リチャード[ガーベイウィリアムズ,リチャード] [Garvey‐Williams,Richard]
野生動物や風景の写真を主な専門とする写真家。マンチェスター大学で動物学の学位を取得。現在は英国のデボンに居を構えているが、たびたび撮影旅行のグループを率いてアフリカに。旅をしているとき以外は、執筆活動や写真教室での指導、写真展の開催などに励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mark
19
写真を撮ることは趣味の一つですが、いったい自分はなぜ写真を撮るのか、という根本の問いに立ち戻る必要を痛感しました。どうしても、ついカメラという魅力がいっぱい詰まった機械に思いの中心が向いてしまいがちな自分を戒める必要もありそうです。基本的な構図の考え方がわかり易く、作例とともに解説されていて参考になります。実践では、その基本を踏まえたうえで、被写体との対話の中で、自分なりのセンスで選び取らなくてはいけません。道は長そうです。2021/07/12
koba
15
★★★★⭐︎2024/02/24
ほじゅどー
9
★★★★作品を見てくれる人に何かを与えるために写真を撮っていることを忘れるな。カメラは機械。撮影者が工夫することで初めて思いや構想を明確に表現できる。優れた写真に必要なものは、1. 被写体。見る人の心を強く捉えるもの。美、醜、個性、興味など色々な要素がある。2. 構図。被写体の特性を強調したり、物語を伝える。心地よいと感じる写真は構図も心地よくバランスが大事。3. 光。光の質と画面におけるバランス。4. 感情誘引力。心を揺さぶられる。感情、雰囲気、場所、位置、空間をあたかも自分がその場にいるように感じる。2019/04/13
N.T
4
本書では様々な「構図の法則」が作例と共に紹介されている。 普段写真を撮るときには三分割法と黄金比くらいしか意識しなかったが、中には無意識に実践していたものもあって勉強になる。 読んだだけで写真が上手くなるかはわからないけど、今後写真を見るときにどんな法則が隠されているか探す楽しみ方ができるかもしれない。2017/07/10
𓆱
3
最近、写真撮り始めたので読んだ。 以前、ニコンのカメラで写真撮ってたことあったけどしばらく撮ってなかった。写真はあれ以来あえて避けてた所もあったようなきもするけど、ある人の影響うけてまた最近撮りはじめた。と言っても、たまにでかけた時にスマホで撮るくらい。ヘッポコなのは相変わらずで、でも、やっぱ写真好きだなとおもった。あの人がいなかったら写真に戻ってこれなかったと思う。気楽に撮っていきたい。そんな自分にもなんかいいの撮れそうな気にしてくれる本。何度もパラパラめくって読んでる。2021/09/19