内容説明
ナショナルジオグラフィックに縁のある、11人の現役女性写真家。ひときわ力強く、メッセージのある写真を、世界に伝える。
目次
エイミー・トンシング
ステファニー・シンクレア
ダイアン・クック
マギー・スティーバー
ジョディ・コッブ
エリカ・ラーセン
ビバリー・ジュベール
リン・ジョンソン
リンジー・アダリオ
キャロリン・ドレイク
キトラ・カハナ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
95
ナショナル・ジオグラフィックに関わった11名の女流カメラマンによる作品集。女流カメラマンという言い方は現代においては通用しないかも。男性は男性カメラマンという言い方をしないので昔はカメラマンというと男性のものだったのだと思う。写真集を眺めているとどれもインパクトのある写真ばかり。誰の作品が良いとか悪いなど毛頭言うつまりはない。しかし眺めているとやっぱり女性を感じる部分があった。撮る側が男か女かで撮られる側も変化するのかな、図書館本2022/12/22
mai
30
11人の現役女性写真家の写真集。過激な写真が多く驚きました。1枚1枚のストーリーが重いです。命がけで撮影している彼女たち。頭が下がります。2015/05/10
たまきら
16
美しい目をした女性が表紙の、ナショジオ女性写真家写真集。作品から性差を感じることはめったにないんですが、ムスレムの女性たちや、男性社会で抑圧されている女性の生き生きとした表情の写真を見たときは(ああ、これは女性しか撮れないな)と思ったりします。この写真集でも10歳で離婚を勝ち取ったという女性(小学生ですけどね)の笑顔が印象的でした。この写真家のユタ州のあるモルモン系一派(一夫多妻)の女性の写真集は、アメリカで見てびっくりしたものです。偏見がない画でした。今日も女子、がんばろ!って気になる一冊です。2016/01/25
ふろんた2.0
9
1枚の写真に込められたメッセージは1本の論文に匹敵する。写真からもわかるように女性写真家が活躍した歴史は浅い。2015/05/02
更夜
8
「写真では、1枚の絵の中で語られるべきことがすべて語られ、感情と情報がきちんと伝わらなければならない」(ビバリー・ジュベール)ナショナル・ジオグラフィックに縁のある11人の女性写真家の写真集。共通点は女性写真家であることとナショナル・ジオグラフィックに掲載された事があることで、被写体は人物、風景、動物・・・多岐にわたります。1970年代まで女性写真家というのは認められなかった事に驚き。写真の世界は男の世界だった、ということをはねかえすような写真の数々。2015/04/14
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