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内容説明
映画『大脱走』『キャプテン・フィリップス』の実話は、もっとすごい。誘拐・航空事故・内戦・遭難・災害など、いつわが身に降りかかるかもわからない、絶対絶命からの生還。脱出ルートをたどる地図・図解当時の報道写真・資料を多数収録。
目次
第1章 サバイバル―極限からの生還(歩いて北極点へ;未踏の南極ですべて失う ほか)
第2章 脱獄―脱出の大活劇(反逆の女王に魅せられて;哲学者の逃亡 ほか)
第3章 戦争―命をかけた逃走(王になろうとした男;1万6500人の最後 ほか)
第4章 難破―漂流の果てに(ウェイジャー号の試練;反乱の後で ほか)
第5章 誘拐・人質―不条理な拘束(ベイルートでの6年間;地下室に監禁された少女 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
82
サバイバル・脱獄・戦争・難破・誘拐、人質。5つのジャンルに分け60のエピソードで構成されている。読んでみると映画の元ネタになったものも多いことに気づいた。「アポロ13」「大脱走」「パピヨン」「アルカトラズからの脱出」他。約2ページで一話なので事の顛末はあらすじに近いものがあるが時間つぶしにはちょうどよかった。ナショナルジオグラフィック社刊。図書館本2018/03/25
やも
81
2月26日は脱出の日なんだって。図書館で脱出で特集組まれてて、これもその中にあった1冊。はじめて知るエピソード多数。関東大震災で日本人を救うために横浜港に滞在してくれてた外国船があったことも知れで良かったことの1つ。そしてこちら翻訳も上質。タイトルですら【不都合な生存者】【3000メートル上空からの落下】【地球の中心からの旅】【荒野に捨てられた善人】【船長は10代】【未亡人製造艦】【さらわれた大統領候補】とか、いちいち興味を惹かれる。極限状態での人間の本能に圧倒。ドキュメンタリーとして非常に興味深かった。2024/03/04
たまきら
25
廉価版で当時の本当の資料画像などが意外にすくなく、イメージ画像や地図で置き換えられているのが少し残念かなあ。あと、「サバイバル」という言葉よりはジャンルでくくった歴史的事件、といったかんじかな。これを読んだから自分のサバイバルの参考になるという感じではなかった。2018/01/15
更紗蝦
20
まえがきを書いているベア・グリルスという人物の写真を見て、どこかで見覚えがある顔だなぁ…と思ったら、『ディスカバリー・チャンネル』のサバイバル番組に出演している人でした。奥付けを見ると、まえがき以外の著者名が「タイムズ」となっているのですが、英語で書かれているクレジットには著者名はなく、「©Times Books Group LLC」という記載があるので、どうやらこれを便宜上の著者名にしたようです。本の内容自体はとても良いのですが、著者名の記載方法にはちょっとモヤッとします。2017/11/12
G-dark
18
北極や南極など極限の地での遭難、脱獄、戦争、難破、誘拐といった状況で生き抜いた人たちのエピソードを紹介した本。危機的状況に陥った時、狂ってしまう人と、生還する時まで望みを捨てず正気を保つ人は、どんな違いがあるのでしょう?周りに人が居ても狂う人はいるのですが、自分が死んだら他の人まで死んでしまう状況だと気の持ちようが全然違う気がします。自分が仲間の代わりに救助を呼びに行くとか、誰かの命が自分に託されている時は、人はどんなに極限の状況に陥っても最後まで諦めないのではないか?とわたしはこの本を読んで思いました。2018/09/24
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