出版社内容情報


約700枚の美しい画像とCGイラストで知らなかった宇宙がよくわかる!

太陽系から宇宙の果てまで―。本書は、最新の宇宙とその仕組みを、迫力満点の約700点の美しい宇宙画像とCGイラストで解説する保存版宇宙図鑑です。
火星の表面はどのようになっているのか、高度な測定機器によって作成された最新宇宙地図とは? 話題のダークマターとダークエネルギーとはどのようなものなのか、など宇宙の不思議を分かりやすく図説します。

■主な収録内容
1.地球脱出 天体観測/地球を周回する/国際宇宙ステーション/宇宙から地球を観測する ほか
2.地球に近い仲間たち 太陽系/月/金星/水星/メッセンジャー水星探査機/太陽/火星/火星の探査車による調査 ほか
3.小惑星帯を越えて 小惑星の探査/木星/木星の衛星/土星/カッシーニ土星探査機/土星の衛星/天王星/海王星/彗星 ほか
4.銀河と恒星 天の川銀河/星の誕生/赤外線で見る宇宙/恒星系/主系列星/赤色巨星/超巨星と極超巨星/巨大望遠鏡/惑星状星雲/大質量星の最後/地球外生命/星の輪廻転生 ほか
5.宇宙を構成する無数の銀河 銀河は宇宙に浮かぶ島宇宙/銀河を探るハッブル望遠鏡/活動銀河/宇宙の地平線 ほか
6.宇宙の極限を探る 宇宙論とはどんなものか/ビッグバン/ダーク宇宙論/宇宙地図/宇宙の最後はどうなるのか ほか
7.参考資料

内容説明

宇宙船は火星などの惑星をめぐり、やがて太陽系の外側へ。天の川銀河の全容を眺め、たくさんの銀河や星雲を抜け、無数の銀河が織り成す宇宙の不思議と誕生の謎に迫る。

目次

1 地球脱出
2 地球に近い仲間たち
3 小惑星帯を越えて
4 銀河と恒星
5 宇宙を構成する無数の銀河
6 宇宙の極限を探る
7 参考資料

著者等紹介

渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
自然科学研究機構国立天文台教授。理学博士。流星、彗星など太陽系天体の研究のかたわら、最新の天文学の成果に関する講演、執筆に幅広く活躍。すばる望遠鏡建設推進の一翼を担い、2006年の国際天文学連合では、惑星定義委員として準惑星という新しいカテゴリーを誕生させた。2010年には、国立天文台はやぶさ観測隊を組織、再突入の観測で成果を上げた

ストット,キャロル[ストット,キャロル][Stott,Carole]
天文学と宇宙に関する著書が30冊以上あるほか、雑誌Astronomy Nowや、数々の事典、科学解説書にも寄稿している。著述に専念する前は、英グリニッジ王立天文台の主席天文台員を務めていた

ヒューズ,デイビッド[ヒューズ,デイビッド][Hughes,David]
英シェフィールド大学の天文学名誉教授。彗星と小惑星の専門家で、彗星探査機ジオットとロゼッタの計画に関与し、英国とスウェーデンの宇宙機関で研究した

ディンウィディー,ロバート[ディンウィディー,ロバート][Dinwiddie,Robert]
科学、天文、科学史が専門の執筆者兼編集者。英ケンブリッジ大学で自然科学を専攻

スパロー,ジャイルズ[スパロー,ジャイルズ][Sparrow,Giles]
科学分野の執筆とイラストで活躍中。英ロンドン大学のユニバーシティ・カレッジで天文学を専攻し、同大学インペリアル・カレッジで科学コミュニケーションを専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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figaro

3
「宇宙はどこも銀河で溢れていた」(ハッブルが、一見星のない領域に望遠鏡を向けて。)このハッブル・ディープ・フィールドによる銀河の群れの写真は美しい。イトカワの軌道が地球の軌道と交差していること、ガリレオ探査機がエウロパの海を汚染しないように木星に突入したこと、宇宙背景放射から曲率が0に近いと算定されていること、銀河・銀河団・超銀河団がひも状につながったフィラメントを形成し、巨大なネットワークとなって宇宙を満たしていること、など知識の宝庫だ。火星の日没の写真は一見に値する。2015/03/29

lionleef

1
私達にとって太陽はかけがえのない存在だが、実は天の川銀河だけで少なくとも2000億個ある星の中では、ありふれた星の1つにすぎない。2014/02/15

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