出版社内容情報
人の皮を被った異郷の人喰いが、闇より迫りくる――
怪異を惹き寄せる特異体質を持つ穂束栞(ほづかしおり)は妖魔に襲われ、唯一の肉親だった祖父を亡くした。祖父に代わって栞を守るためにやってきた、弟子を名乗る道士・白銀(しろがね)と獰猛な大男・窮奇(きゅうき)。栞は二人の協力のもと、祖父の仇である妖魔を討伐することに成功した。ある日、窮奇に多額の賞金がかけられ、栞たちは無数の襲撃者から追われることに。襲撃者の背後には黒幕と思しき人物がいることが分かり…。『夜行堂奇譚』嗣人が放つ、呪力バトル×バディホラー第2弾!
装画:syo5
【目次】
序
第一章 日常
第二章 躍動
第三章 反転
第四章 励起
結
内容説明
怪異を惹き寄せる特異体質を持つ穂束栞は妖魔に襲われ、唯一の肉親だった祖父を亡くした。祖父に代わって栞を守るためにやってきた、弟子を名乗る道士・白銀と獰猛な大男・窮奇。栞は二人の協力のもと、祖父の仇である妖魔を討伐することに成功した。ある日、窮奇に多額の賞金が懸けられ、栞たちは無数の襲撃者から追われることに。襲撃者の背後には黒幕と思しき人物がいることが分かり…。『夜行堂奇譚』嗣人が放つ、呪力バトル×バディホラー第2弾!
著者等紹介
嗣人[ツグヒト]
熊本県荒尾市出身。温泉県にある大学の文学部史学科を卒業。在学中は民俗学研究室に所属。2010年よりWeb上で夜行堂奇譚を執筆中。専業作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aki☆
45
シリーズ第二弾。栞に友達ができて初めての夏休み。普通の子供なら面倒に思う早朝のラジオ体操にウキウキ出かける栞が不憫でならない。周囲にばかり気を遣う姿が悲しい。白銀と窮奇がいてくれて本当に良かった。色んな意味で救われているよね。特に四凶と恐れられる窮奇が栞にだけ見せる優しさが堪らない。栞がどう特別なのかは未だよく分からないけど、白銀と窮奇の微妙な関係さえ変えられそうだと感じた。二人さえいればの安心感がとても楽しい♡もっと読んでいたかった。ほっこりなラストも良き♪2026/03/23
さっちゃん
44
シリーズ第2弾。怪異を惹き寄せる特異体質を持つ穂束栞。亡き祖父の弟子を名乗る道士・白銀と大男の窮奇と共に暮らし始めて3ヶ月がたち、栞は夏休みに入るが…。/今回も栞の優しさや可愛さがたまらない。子どもらしい夏休みを楽しむ栞と、夏休みを楽しませたい2人の姿にほっこりする。3人での生活の中で信頼関係もバッチリ。栞に強さも出てきたし、何とか2人の役に立ちたいと思う栞がいじらしい。こちらは「夜行堂〜」より少し後の世界なのかな?対策室に何があったのか気になる。ところで栞君。その本で読書感想文を書くのは難易度高くない?2026/02/27
ポチ
41
栞•白金•窮奇の3人の関係がほのぼのと良くなって来ましたね。栞がとてつもない何かを持っていそうで今後が楽しみです。それにしても窮奇は強いなぁ。2026/01/01
み
37
栞と窮奇と白銀の暮らしぶりが良い。窮奇も白銀もどこか抜けてる感じで、何だかほのぼのしちゃうんだよなぁ。 「序」ではどうなることかと危ぶんだが、全体的に前回ほどの緊張感は持たなかった。慣れてきたせいか…。あまり力を込めずに読めるのは楽でもある。 特別対策室、何があったか気になった。2026/01/20
anxiety
8
同著者の「カナエトメイ」でも言及があるけれど、恐らく「夜行堂奇譚」の鷹元楸が引き起こしたのであろう災厄が、想像以上に大規模で悲惨なものであったことが察せられ、恐ろしい。桜と大野木のコンビが心配。肝心の本作は窮奇、白銀との奇妙な同居生活に馴染んでゆく栞が逞しく、可愛らしい。蛇足ながら、本作に限らず、嗣人さんの著作は文章表現と使用される語彙が衒学的にならない範囲でひねってあるのが何とも読んでいて心地良い。2026/02/18




