出版社内容情報
福島、沖縄、パレスチナを訪れ、不条理を強いられ生きる人々の姿を追った、著者の6年間の行動と思考の記録。遺骨収集に取り組む2人の男性の言動を通して、歪んだ現代日本の社会構造を浮き彫りにするとともに、「未来の人の明日をつくる」ためには何が必要なのかを提示する。現地に赴き、自らの実体験から言葉を紡ぎ出した気鋭のジャーナリストの問題提起の書。
内容説明
死者をないがしろにする社会が、生きた人間の尊厳を守れるのか?福島、沖縄、パレスチナ―原発と基地と虐殺の地を巡り、不条理を強いられ生きる人々の姿を追ったジャーナリストの記録。2018年2月から2024年11月まで。約6年間にわたる著者の軌跡と思考。
目次
2018年2月 パレスチナ
2019年2月 福島
2020年6月 福島
2021年4月 沖縄
2022年1月 福島
2022年4月 沖縄
2023年1月 福島
2023年10月 東京
2023年12月 パレスチナ
2024年2月 福島
2024年6月 沖縄
2024年8月 東京
2024年9月 東京
2024年11月 福島
著者等紹介
安田菜津紀[ヤスダナツキ]
1987年神奈川県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。著書に『国籍と遺書、兄への手紙ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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