天神さまの花いちもんめ

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天神さまの花いちもんめ

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  • サイズ 46判/ページ数 294p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863114074
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

岡崎琢磨さん(『珈琲店タレーランの事件簿』)激賞!
「どこかとぼけた神々の、人々に向ける眼差しが温かい。ずっと、こんな物語を読みたかった。」
私は天神さまこと、菅原道真。皆さまご存じのとおり、太宰府天満宮に祀られている学問の神さまである。好きな食べ物は卵かけご飯。家電製品の扱いはちょっと苦手。築五十年のオンボロ四畳半アパートで暮らしている。
この国には八百万の神々がいるが、私も含め皆、人間社会に紛れて生きている。コンビニで立ち読みをしていたり、ラーメン屋の行列に並んでいたり、公園のベンチでぐったりと休んでいたり、参拝者の願いに耳を傾けていたり…。
本書は、そんな神さまたちの何気ない日常のお話。

内容説明

私は天神さまこと、菅原道真。太宰府天満宮に祀られている学問の神さまである。好きな食べ物は卵かけご飯。家電製品の扱いはちょっと苦手。築五十年の四畳半アパートで暮らす。この国には八百万の神々がいるが、私も含め皆、人の世に紛れて生きている。コンビニで立ち読みをしていたり、ラーメン屋の行列に並んでいたり、公園のベンチでぐったりと休んでいたり、参拝者の願いに耳を傾けていたり…。本書は、そんな神さまたちの何気ない日常のお話だ。

著者等紹介

嗣人[ツグヒト]
熊本県荒尾市出身。温泉県にある大学の文学部史学科を卒業。在学中は民俗学研究室に所属。2010年よりWeb上で夜行堂奇譚を執筆中。妻と娘2人と暮らすサラリーマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

124
あったかい一冊。学問の神様、菅原道真を軸に、人の世に混じる神様たちの日常を描いた物語。序盤から面白くてあったかくて、心癒されていく感じが良かった。ここでの菅原道真は4畳半一間に住み、好物は卵かけご飯。こんな砕けた人物設定は楽しい。駄々っ子のお友達のえびす神といい神様ネットワークもイケてる。太宰府天満宮に詣でるさまざまな人間たちに目を配り、時にさりげなく近づき温かい言葉で背中を押してくれたり。こちらまでうるうるしてしまう言葉がたくさん。終章は道真が怨霊と言われる経緯に涙で納得。神も仏もやっぱり…居てほしい。2024/08/06

ままこ

64
舞台は現在の太宰府市。実直で心優しい菅原道真が人に紛れて、氏子に心配りしながら四畳半のアパートで生活する。梅の木が道真を慕って飛んで来た話は有名だが、同じく飛んで来た老木の松の木の逸話は想像すると笑える。友だちのえびす様をはじめ個性的な八百万神の神々も絡んでくる。マニアックな神さまも登場。えびす様の鯛の話はウケた。四季折々のの出来事を織り交ぜながら話は進む。破天荒で笑いありモリミー作品みたいな読み心地。一転して道真の過去を描いた章はとても狂おしくやるせなかった。結びの章は切なくも温かい余韻が残る。2024/10/31

がらくたどん

57
ご感想に惹かれて。「暖かな物語」と伺ったがそうは言っても嗣人さん。夜行堂と四つ山怪談しか読んでいない事もありどこかで闇が顔を出すのではと警戒したが全くの杞憂。古事記由来の天津神から分けあって人から神上がった神格層に古今の付喪神系(最新は家電神)まで、日本各地に居を構え我が道を行くまさに八百万の神様達の豪快で暖かい「神善」行為が、祟り神から心機一転学問の守護神となった菅公道真君(やや草臥れた中年)の視線で語られる。神界がすでに多様性モデル設定の日本。あんまり排他に動くと「なんやお前ら」と怒つかれるかもよ♪2024/08/18

ポチ

47
天神さまの菅原道真が人間に紛れてすむ太宰府。他の八百万の神様たちも人間界で暮らしているらしい。良く見れば人に化けた神様が見えるかも。太宰府など土地勘があればもっと楽しめたかな。ほのぼのとして優しい作品です。2024/07/06

mihya

38
以前、嗣人さんのnoteで天神様らがうどんを食べる話を読んでいたのでホラーではないのは知っていたし、ユーモラスな設定が効いてる。福岡在住なので(太宰府ではない)、その分楽しめたかもしれない。話自体はほんわか系なんだが、言い回しが可笑しいし、想像すると思わず笑ってしまうシーンも。そのまま笑って終わるのかと思いきや、最後の「四季の章」ではじわっときてしまった。 楽しく読んだ。2025/01/31

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