出版社内容情報
わずかな太陽光しか届かない深海・トワイライトゾーンに息づく、奇妙で美しい生き物の謎に迫る、オールカラー世界初ビジュアルブック。
水深100m~500m以上の海域に生息する魚類&無脊椎生物173種を掲載。すべてに和名・学名・英名を記載(一部に沖縄名記載)。「深海研究の今」がわかるコラムも必見です。
内容説明
わずかな太陽光しか届かない中深層世界に息づく奇妙で美しい生き物たちの謎に迫る!世界初ビジュアルブック。
目次
およそ水深100m
およそ水深150m
およそ水深200m
およそ水深300m
およそ水深400m
およそ水深500m~
著者等紹介
佐藤圭一[サトウケイイチ]
1971年生、栃木県出身。一般財団法人沖縄美ら島財団・水族館統括兼総合研究センター上席研究員・博士(水産学)・学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
191
沖縄 美ら海水族館に行ったことがあるので、思わず手に取りました。沖縄周辺の水深100m〜500m以上の海域に生息する魚類&無脊椎生物図鑑、観たことのない(実際には美ら海水族館で観たことがあるかも知れませんが・・・)生物のオンパレードです。沖縄でこれだけ凄いと、マリアナ海溝だとどうなるのでしょうか❓ https://www.shc.co.jp/book/185072023/06/12
kinkin
82
透明度が高く美しい沖縄の海。そこにもやはり深海が存在する。トワイライトゾーンとは太陽の光がかすかに届く海中のゾーンのこと。100mから500mに住む生き物たちが紹介されている。深海魚というとチョウチンアンコウや不気味な容姿の魚を連想するが魚は赤やピンクの美しい柄も多い。そしてそういった高圧の世界に住む深海魚を飼育する技術も進んでいることが書かれていた。図書館本2023/12/03
たまきら
49
沖縄近辺の深海魚に特化している稀有な図鑑です。フルカラーで美しいだけでなく、説明もわかりやすい!情報が整理されているため、一般の人間が「深海」をイメージしやすくなっています。特に深海にも届く青い光の下で魚がどう見えているかがわかる画像は大変勉強になりました。また、沖縄名がきちんと表記されているのが嬉しいです。大満足の一冊ですが、これ、できたらもっと深いところや他のエリアのものも出版してもらえないかしら…?2023/07/13
ichigomonogatari
5
ハマダイ、シマアオダイ、ミナミヒシダイ、ボロサクラダイ、・・〇〇ダイって多いんだなあ、という印象。エビやクラゲ、イソギンチャク、ウミウシも。いつもウニと一緒の小さなイボガニ、頭にイソギンチャクをつけたヤドカリ。アシボソシンカイヤドカリは貝殻ではなくスナギンチャクを宿にしており、ヤドカリが脱皮して大きくなってもスナギンチャクも共に成長するので宿を変える必要がないと言う!写真をじっくりみて説明をよんで楽しい図鑑だった。2024/02/22
kaz
3
ほぼ深海ということで、奇妙な形態の魚が多いのかと思ったが、普通の形態。150mくらいまでだったら、派手な色彩で美しいものが多い。図書館の内容紹介は『わずかな太陽光しか届かない中深層世界に息づく奇妙で美しい生き物たち。水深約100~500m超に生息する動物たちの形態や生き様を、沖縄美ら海水族館の飼育員でなければ撮影できない視点でとらえた画像とともに紹介する』。 2023/07/22
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