内容説明
「異国で、言葉の通じない人と、それでもわかり合おうとした経験をつづるエッセイ集」でもなんか、引っかかる。本当に「言葉の通じる」ことなんて、あるんだろうか?自分自身すら、自分の気持ちを、言葉にしきれてなんかいないんじゃないだろうか?「わからない」ことを大前提に、「わかりたい」と思う。それが多分、愛、って呼ばれるあれなんじゃないだろうか?
目次
1 ありがとう(カムウンのスープ―台北、板橋、ベトナム語;ヘルシンキに来るつもりはなかった―フィンランド、路面電車、ピーラッカ;ベッドアンドバッドガールズ―カリフォルニア、難民、トルコ語 ほか)
2 あいしてる(アムール・ノアール―パリ、金子光晴、エシャンジュ;ソドムの交わる十字路で―パンクロック、エディンバラ、ロンドン;合法の銃、適法のキス―カリフォルニア、グランマ、レズビアンバー ほか)
3 つながりたい(女性マッサージ師にしてくださいとお願い申し上げたはずだが?―バンコク、LGBT、マッサージ;バブリー・ピートの手作り新聞―南の島、ニンジャルック、レインボー;裸の彼の草のかんむり―サイパン、チャモロ料理、API ほか)
著者等紹介
牧村朝子[マキムラアサコ]
1987年神奈川県生まれ。タレント、文筆家。2010年、ミス日本ファイナリスト選出を機に芸能界デビュー。モデル、テレビ出演等のタレント活動を経て、2012年に渡仏し取材、執筆活動を開始。2013年に星海社より、ジェンダー・セクシュアリティの入門書『百合のリアル』を刊行。現在は日本を拠点に執筆、講演、メディア出演など幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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