出版社内容情報
「プロフェッショナル」(NHK)、「金スマ」(TBS系)で大反響!羽田空港清掃人・新津春子さん家庭の本格汚れ落とし本!「プロフェッショナル仕事の流儀」(NHK)や「金スマ」(TBS系)で大反響をよんだ、羽田空港のカリスマ清掃員・新津春子さん。
今回は「家庭の汚れを本格的に落とす」ことをテーマにした一冊です。
「これまで、聞いたり読んだりした汚れ落としの方法を試してはみたけれど、ウチのあの汚れは落ちてくれない…」
そんな経験をしたことのある人に声を大にしてオススメしたい本です!
「家庭の汚れに同じものはない」と言い切る新津さんは「家族構成・家のつくりによって
汚れは異なるものなのだから、みんなが同じ方法で落ちるわけがない」という理屈で汚れを考えます。
まずは、あなたの家についてよく知ることから始めてみましょう。
家族構成は?家の立地は?大きさは?生活パターンは?
誰が、どんなふうにその家に暮らしているのかがはっきりすれば、汚れ方や汚れの種類もはっきりしてくるのです。
毎日の掃除では落としきれない汚れの落とし方をぜひ知ってください!
はじめに 家庭の掃除の一番の問題/空港の清掃と家庭の掃除について
第1章 汚れには「家族のストーリー」がある
POINT1:汚れのつき方
汚れは家庭によって違う/起きてからの動きで汚れを考える/
起きてから汚れはどうつく?/人間の脂は汚れの主原因/ホコリはなるべくためない/
軽いホコリと重いホコリの動きと特徴/水まわりと水垢/カビはどうして発生する?/
料理で出る煙と油汚れ/汗、脂、におい……、体質も汚れにつながる
POINT2:家によって汚れ方は違う
家の汚れの特徴と今までの掃除方法は?/あなたの家族はどんな家族?/
汚れにはストーリーがある/家族に合わせた汚れの落とし方が見えてくる
COLUMN1:「やさしさ」を持って掃除をするということ
第2章 汚れには「見分ける力」が必要
POINT1:汚れの種類
トイレにはどんな汚れがある?/汚れには「液性」や「性質」がある/
汚れにはph値で表すことのできる「液性」がある/汚れには分類できる3つの「性質」がある/
汚れの程度によっては「落とせない」ことを知る/
汚れの落としの基本は、その場所を傷つけないこと/汚れがついた場所の「材質」を知る/
家の中の「材質」とその特徴
POINT2:洗剤の選び方
洗剤を使うまえに…/まずは中性洗剤から/専用洗剤がある場合は?/
洗剤選びの基本/洗剤の表示をよく見てみましょう1/洗剤の表示を見てみる/
カビにはカビ取り用洗剤がいい?/重曹を使うメリットは?/
住んでいる家族やペットのことも考えて/洗剤の主な種類と特徴/
洗剤のタイプはコストも考えながら臨機応変に選ぶ/洗剤の表示をよく見てみましょう2/
洗剤を使ったらかならず中和をする
COLUMN2:私の洗剤の選び方
第3章 落とし方には「基本」がある
POINT1:汚れ落としの考え方
汚れ落としの解決方法はひとつではない/家庭の「巡回清掃」と「本清掃」/
「ついでの巡回清掃」で、掃除がラクになる!/汚れの原因は目に見えるものだけではない/
劣化したものは取り替えましょう/疲れないように工夫する/使いやすい道具を選ぶ/
汚れ落としの「成功」とは?/こだわり過ぎにも注意
POINT2:汚れ落としのポイント
汚れは横から見る/汚れは層になっている/まずはホコリ落としから/汚れ落としの基本/
雑巾ではなくタオルを使う/タオルを上手に使いこなす/タオルの持ち方/タオルを濡らす加減/
竹べらを使いこなす/温度を上げて汚れを溶かす、浮かす/プロの力加減とは?/
基本の道具とあると便利な道具
POINT3:基本の汚れ落とし
基本の拭き掃除/テーブルを拭く/ぞうきんモップで床・壁を拭く/基本の窓拭き/
基本のトイレ掃除/基本の浴室掃除/基本のシミ抜き/〈水性〉カーペットに付いた墨汁のシミ抜き/
〈油性〉カーペットに付いたペンキのシミ抜き/お部屋の基本の汚れ落とし
COLUMN3:プロの清掃とは?
第4章 教えて!新津さん みんなの汚れ落とし
Q1フローリングの床のベタベタしているシミ/Q2換気扇のファンは洗ったほうがいいですか?/
Q3窓のサッシの溝の土やホコリ/Q4網戸の洗い方がわかりません/
Q5電子レンジの焦げつきがどうしても取れません/Q6台所のゴムのコーティング部分のカビがひどいです/
Q7雑巾のにおいと、手荒れの悩み/Q8木のまな板のカビに困っています
新津 春子[ニイツ ハルコ]
新津春子(Haruko Niitsu)
1970年、中国・瀋陽(しんよう)生まれ。1987年、17歳で来日。高校に通いながら清掃の仕事にたずさわる。
1995年日本空港テクノ株式会社に入社、羽田空港の清掃員となる。1996年には国家資格「ビルクリーニング技能士」「清掃指導監督者」等の資格を取得。翌年には全国ビルクリーニング技能競技会で最年少優勝。
2013、2014、2016年には「世界一清潔な空港」に羽田空港が選出された際の功労者の一人として活躍。2015年からは「環境マイスター」として後進の指導にあたる。
著書に『世界一清潔な空港の清掃人』(朝日新聞出版)、『清掃はやさしさ:世界一清潔な空港を支える職人の生き様』(ポプラ社)、『世界一のカリスマ清掃員が教える 掃除は「ついで」にやりなさい』(主婦と生活社)など。
内容説明
汚れ落としの極意は汚れの正体を見極めることにあり!“誰が、いつ、どんなふうに、この場所を使うのか”をイメージして、汚れの理由と正体を知る。
目次
第1章 汚れには「家族のストーリー」がある(汚れは家庭によって違う―起きてからの動きで汚れを考える;人間の脂は汚れの主原因 ほか)
第2章 汚れには「見分ける力」が必要(汚れには「液性」や「性質」がある;汚れの程度によっては「落とせない」ことを知る ほか)
第3章 落とし方には「基本」がある(汚れ落としの解決方法はひとつではない;家庭の「巡回清掃」と「本清掃」 ほか)
第4章 教えて!新津さんみんなの汚れ落とし(フローリングの床のベタベタしているシミ;換気扇のファンは洗ったほうがいいですか? ほか)
著者等紹介
新津春子[ニイツハルコ]
1970年、中国・瀋陽生まれ。1987年、17歳で来日。高校に通いながら清掃の仕事にたずさわる。1995年日本空港テクノ株式会社に入社、羽田空港の清掃員となる。1996年には国家資格「ビルクリーニング技能士」「清掃指導監督者」等の資格を取得。翌年には全国ビルクリーニング技能競技会で最年少優勝。2013、2014、2016年には「世界一清潔な空港」に羽田空港が選出された際の功労者の一人として活躍。2015年からは「環境マイスター」として後進の指導にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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