出版社内容情報
老若男女、いつの時代も変わらない欲求として存在する「健康でありたい」という願い。
いつまでも元気でいたい、痩せて健康的になりたい……。その「健康欲」が、
これまで幾度となく健康食品やダイエットのブームを起こしてきた。
流行食を追い、「ファッションフード」という言葉を生み出した著者が健康をめぐる食文化史、
メディア史という観点から、「ヘルシーフード」の流行を振り返る。
●米、肉、牛乳は体にいいのか悪いのか
●社会の空気を映し出す栄養ドリンクのキャッチコピー
●トクホ、機能性表示食品の流行と定着
●いくつ試した?朝バナナダイエット、納豆ダイエット……
●すっかり定着しつつある糖質制限ダイエット
●アルコール飲料にも波及する健康志向
●はやり病とはやりの食べ物の関係
内容説明
日本人が累々と築いてきた健康食とダイエットの足跡。ブームはどのように起こり、去っていったのか。
目次
第1章 繰り返される「体にいい・悪い」論争
第2章 こんなもの、はやりました。―健康食品流行クロニクル
第3章 「トクホ」「機能性表示食品」の流行と定着
第4章 科学は食と健康にどれだけ役立ってきたのか
第5章 ダイエット狂騒曲
第6章 新時代のダイエット
著者等紹介
畑中三応子[ハタナカミオコ]
1958年東京生まれ。『シェフ・シリーズ』と『暮しの設計』(ともに中央公論社)の編集長をつとめるなど、編集者としてプロ向き専門技術書から超初心者向きレシピブックまで約300冊の料理書を手がけ、流行食を中心に近現代日本の食文化を研究・執筆。第3回「食生活ジャーナリスト大賞」ジャーナリズム部門大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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