内容説明
すべては50代でのマインドセット次第!「居場所がない」「孤独を深める」「引きこもる」…41人の実例が教えてくれる定年者が陥りやすい環境変化の「罠」。自らも苦しんだ経験をもつ脳科学の第一人者が贈る「定年後の自分」を早く育てるためのヒント。
目次
序章 健康やお金ではない!定年前から始まっている本当の危機
第1章 居場所がない!定年後に待ち受ける「罠」―孤独との上手な向き合い方
第2章 現役とは違う!肩書が通用しない現実―承認欲求の上手な手放し方
第3章 焦りは禁物!周りと比べるのは無意味―焦燥感の上手な抑え方
第4章 家族は迷惑!その言動が定年後に直結する―ストレスとの上手な向き合い方
第5章 人生に定年はなし!長い後半戦を視野に入れる―意欲・自己肯定感の高め方
著者等紹介
高田明和[タカダアキカズ]
1935年静岡県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了。医学博士。米国ロズエル・パーク記念研究所、ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学教授を歴任後、現在同大学名誉教授。専門は血液学、生理学、大脳生理学。日本生理学会、日本血液学会、日本臨床血液学会評議員。最近はマスコミ・講演で心と体の健康に関する幅広い啓蒙活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のんすけ
17
職場の方から借りて読了。50代に入り、周りの方がだんだんと定年後の話題をするようになってきた。この本は男性向け、と書いてあり、夫婦仲を保つことや家事を行う大切さなども書かれている。まだ定年後のことは考えていない自分としては、そろそろ考えるべきなのかと思ったり、今までのいろんな上司を思い浮かべたりした。何にしても早め、早めに節目を迎える準備はしておいた方がいいということですね。2021/01/24
スナフキン
6
50代以降のサラリーマン向けに書かれた本だが、無職の私にも参考になる部分は多かった。豊かな老後を迎えるためには今から備える必要があると思った。ただ、うつ病に薬は効かないとか、酒は少量なら体にいいなど、医師とは思えない記述があるのは残念だった。2023/07/24
nekoさん
4
会社でそれなりに成功した人が、プライド高かったりして、定年後に家庭や地域でうまく生きられない事例集。似たような事例の繰り返し。HSPって何なの?年金とか収入の話も読みたかった。2022/06/04
yukabee
1
未だ定年じゃ無いので読み進まなかった2021/08/06
モモンガ
1
「会社」が世の中の中心にあって、そこから外れるとこんな事が起こるよという、会社の外での心がけが書かれています。うーんと、でも世の中の中心は会社じゃないんだけど、と思います。2020/08/25