なぜ日本の「正しさ」は世界に伝わらないのか―日中韓 熾烈なイメージ戦

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電書あり

なぜ日本の「正しさ」は世界に伝わらないのか―日中韓 熾烈なイメージ戦

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月25日 19時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863102217
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0031

内容説明

パブリック・ディプロマシーは日本を救えるのか!?領土問題でも歴史認識を巡る問題でも、日本の「正しい」主張はなぜ伝わらないのか?カギを握る新たな戦いの場で、日本がとるべき戦略とは…

目次

第1章 世界のパブリック・ディプロマシー戦で負け続けてきた日本(対外発信戦略:パブリック・ディプロマシーとは何か;領土・主権、歴史認識を巡る問題は世界でどう受け止められたのか ほか)
第2章 世界中でパブリック・ディプロマシーを展開する中国―ソフトパワーか、シャープパワーか(中国の「シャープパワー」とは何か;広告「チャイナ・ウォッチ」の脅威 ほか)
第3章 韓国の「反日」活動、主戦場は米国(全米に設置される慰安婦像;「対日非難決議」と呼ばれた米国下院121号決議 ほか)
第4章 韓国のイメージ戦略と日韓のすれ違い(慰安婦像という「アイコン」が示すもの;レーダー照射問題に見る韓国のイメージ戦略 ほか)
第5章 各国が火花散らす「イメージ」を巡る戦い(「チャイナ・ウォッチ」が日本進出!;映画『主戦場』の日本全国公開がもたらすもの ほか)
終章 日本が目指すべき「戦略的パブリック・ディプロマシー」

著者等紹介

〓原響子[クワハラキョウコ]
1993年生まれ。2012年米国ウエストバージニア大学において国際政治学や通訳翻訳等を学び、2017年大阪大学大学院国際公共政策研究科修士課程修了。笹川平和財団安全保障事業グループ研究員、外務省大臣官房戦略的対外発信拠点室外務事務官を経て、2019年より日本国際問題研究所研究員、未来工学研究所研究員、京都大学レジリエンス実践ユニット特任助教。専門は、国際公共政策、パブリック・ディプロマシー、ストラテジック・コミュニケーション、メディア研究等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

box hound

1
対外イメージ戦略の難しさを実感した。やはり相手の立場に沿っての理解が非常に重要であるとわかった。すぐ相手の外交態度に感情的、自国の立場で反論するのではなく、その国の事情を考慮してみることが最適解ではないか。2024/01/01

Ucchy

1
領土や歴史認識について日本が関わるパブリック・ディプロマシーの最新情勢分析。中国、韓国が米国で展開する日本へのネガティブキャンペーン、それに対する日本の対応。相手の手法や展開される国の状況を見て的確に対応しなければ逆効果になってしまうこともある。第二次安倍政権では過去の失敗を踏まえて取組を改め、一定の成果も出始めている。パブリック・ディプロマシーは当にこれから重要な分野であると思った。2022/04/12

朝ですよね

1
人権、女性、歴史修正といった観点から疑念を持たれたり共感を得にくかったりすると正しさが伝わらない。また、レーダー照射問題における韓国の儒教的アピールのような、正しさを軸とした反論が意味をなさない場合も伝わらない。2015年度に戦略的対外発信予算が上積みされ、以降に米国内における信頼度が向上した点が紹介されている。パブリックディプロマシーの効果測定方法については、未だに学術的なコンセンサスはないようだ。抽象的なイメージ戦をいかにして効果的に進めるかが今後の課題だと思う。2021/08/31

海垣夜助

0
パブリックディプロマシーは対外的な世論の形成に寄与する一方で、プロパガンダ政策とも捉えかねない。こういった国家間での情報戦略は日常茶飯事であることを受け入れた上で、情報の取捨選択を行う必要がある2023/08/06

ゆうひ

0
面白かった。人権とか欧米的な感覚がないままの宣伝は逆効果。個人的には現地日系人との繋がりの弱さが原因の一部じゃないかなぁとも感じる。2023/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15353228
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。