内容説明
酒をこよなく愛する作家が、東京~博多間を新幹線こだま号で飲み歩きました。読んでいると旅に出たくなる、酒場ガイドを兼ねたほろ酔いエッセイ!
目次
こだま号で酒場紀行(東京~静岡;愛知~滋賀;京都~兵庫;岡山~広島;山口~福岡)
もっと!こだま酒場紀行(京都、肉三昧の夜;名古屋発、島飲み紀行)
著者等紹介
大竹聡[オオタケサトシ]
1963年東京生まれ。早稲田大学卒業後、出版社、広告代理店、編集プロダクションなどを経てフリーライターに。2002年仲間と共にミニコミ誌『酒とつまみ』を創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いちろく
46
東京駅から博多駅まで、新幹線こだまが停車する駅の数35。著者が訪れた各駅につきほぼ一店舗ずつ個人の酒場をジックリ紹介する内容。ハッキリ書くと、吉田類の酒場放浪記、各駅版エッセイというイメージ。1人でぶらりと訪れて楽しめるお店が多数紹介されているけれど、この手のお店を初めて訪れるには躊躇してしまうのは私だけ?それでも、一品一品丁寧に作られている小料理と地酒には惹かれる。 2018/02/09
cape
13
これほど平和な本は珍しい。東京駅から博多まで、新幹線の各駅で飲み歩く。酒の酸いも甘いも知る、酒エッセイストたる著者が、各駅の通な飲み屋を訪ね歩く様は、コロナ外出自粛の今に持ってこい。各地のうまいもの、旨い酒、お店でのやりとりまで、酒飲みにはたまらない、うらやましい幸せな様子ばかり。コロナ明けにここで紹介されているお店を訪ね歩くのもよし、この本で行った気になって家でゆっくり自粛するもよし。日本は酒が進む国だなと、海外転勤を控えてしみじみ思った。2020/06/07
かもめ
11
東海道山陽新幹線のG車両にしかない冊子「ひととき」に連載されていたコラムとのこと。お酒好きなら、文句なしにこれは楽しい企画。各章が短くて読みやすいけど、もっと読みたい気もする。イラストレーター矢吹申彦氏のカラー挿絵が可愛らしくて、ずっと見ていても飽きない。本書を読みながら新幹線で旅行に行きたくなる。G席は無理かもしれない💦2020/10/16
きゅー
11
東海道・山陽新幹線のグリーン車搭載誌に連載した記事をまとめたもの。こだま新幹線の停車駅近辺の酒を飲めるお店を紹介する一冊。タイトルには「酒場」とあるけれど、紹介されているお店は蕎麦屋、中華料理屋、バー、洋食屋など幅広い。そもそも、こだま停車駅の近くで酒場を探そうとすることなんて今後どれだけの機会があるものか。ということで、文章を目で追いつつ、想像上の酒場紀行を楽しむ。ちなみに名古屋駅からは大甚本店が紹介されている。以前から気になっているけど、気合い入れないと行けないお店だからなかなか機会がなくて。2018/03/06
niz001
2
東京駅~博多駅まで、こだま停車駅で飲む。ちょっと駅から遠いところもたまにある。でも美味そう。2021/11/14