内容説明
日本在住日本人研究者として、最も引用された論文の刊行者である「中立進化論のエバンジェリスト」が、新しい世界観を提示する。
目次
第1部 歴誌主義とはなにか(歴誌主義の誕生;宗教と時間;無時間性の社会科学)
第2部 自然科学と歴誌主義(歴誌学としての自然科学;数学をどう考えるのか;物理学vs生物学;現代統計学批判;物理学における時間について;自然科学をどのようにとらえるのか)
第3部 進化学と歴誌主義(生物進化のメカニズム;進化を研究する;進化学における系統樹の重要性;歴誌研究におけるミュージアムの役割;末来の歴誌;言語の歴誌とヒトDNAの歴誌)
著者等紹介
斎藤成也[サイトウナルヤ]
国立遺伝学研究所集団遺伝研究部門教授。総合研究大学院大学生命科学研究科遺伝学専攻教授と東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授を兼任。1957年、福井県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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