内容説明
ゴキブリから水素が―成長する太陽電池を―深海底が燃料電池に―エネルギーの多様性と可能性を考える超「白熱」講義!
目次
小学生を相手に出前講義
第1時限 エネルギーってなに?
第2時限 光触媒でゴキブリを分解する
第3時限 光触媒をつかったさまざまな環境浄化
第4時限 世界ではじめての田んぼ発電
第5時限 先端科学が未来をきりひらく
著者等紹介
橋本和仁[ハシモトカズヒト]
1955年生れ。東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻教授。理学博士。日本学術会議会員。総合科学技術・イノベーション会議議員。産業競争力会議議員。光触媒、微生物電気化学、人工光合成など、エネルギー、環境化学分野の研究で世界的な成果を幾つも挙げている。2004年、内閣総理大臣賞、2006年、恩賜発明賞、2012年、日本化学会賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
62
フトしたキッカケで知り、購入し読了。ただ、私見として決して題名に惑わされて欲しくない良書。小学生にも分かるとサブタイトルあるが、この分野の専門外の老若男女問わず向けの良書では?と私大文系の僕は思う。コアは酸化チタンを用いた光触媒。光源は太陽光メイン。その応用技術と展開が沢山。化学者がどう失敗もありながら社会へ発見や応用をブレイクダウンしていくか、面白く記されている。どのテーマも興味深かったが、東大トイレ・中央高速のトンネルの照明あたりは特に痛快で面白かった。2019/01/14
もえか
2
※トンネルとかトイレの表面にあれを塗ることで、汚くなるのを防げるのはすごい発想!あれ、はなんだか覚えてない。笑
takao
1
微生物電池2017/05/09
tsuyoshi555
1
「今後、持続的な社会を得るためには微生物燃料電池のように自然と調和し環境に大きな負荷を与えないような技術が求められるのではないでしょうか。」持続的でない社会は、きっと人がいなくなることで調和を保とうとする。人が生き残るには自然との調和しかありえないでしょうね@SUN2016/11/13
-
- 電子書籍
- 殺人鬼×転生~殺人鬼の転生先はシンママ…