内容説明
歴史と景観が交叉する文化都市・静岡。富士山、伊豆、家康ゆかりの駿府、大井川、秋葉山―。ディープな歴史と文化に触れる旅。
目次
1 富士山(「富士は日本一の山」;富士火山の噴火活動;山宮浅間神社;富士を象徴する美貌の神;荒ぶる魂の山;山岳修験の始まり;富士請;富士宮ルートの登山コース)
2 伊豆半島・天城越え(「天城越えこそは伊豆の旅情である」;修善寺;湯ヶ島・湯本館;天城山隧道;湯ヶ野・福田家)
3 駿河府中(静岡市)(駿府は一時日本の実質的な首都だった;駿府の家康;家康の大御所政治;近世城下町へ;徳川時代の基礎を築く;久能山東照宮;その後の駿府城)
4 大井・奥大井(指折りの難所だった大井川;川越制度;蓬莱橋と牧之原台地;大井川鐵道;SL列車に乗る;寸又峡温泉;ミナミアルプスあぷとライン)
5 秋葉山(秋葉街道を辿って「火まつり」へ;掛川宿から犬居宿へ;秋葉山進攻の由来;弓の舞・剣の舞・火の舞;古道を北上する)
著者等紹介
山野肆朗[ヤマノシロウ]
エディター、ライター。旅と歴史と人をテーマに、取材・執筆・写真撮影を続ける。また、歴史雑誌、旅行雑誌の記事編集や、ヒューマンドキュメントの企画・構成も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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