内容説明
放浪ニートから26歳で就職。54歳でリストラに遭うも10人で起業し4年後に340億円を売り上げた、「現代の山師」が説く仕事に役立つ26の戦法。
目次
道の章 共有できる理念と価値観の有無が勝敗を決める(プラネティズムの世界観を構築する;状況分析に“期待”は禁物 ほか)
天の章 環境に順応し即応する能力が更なる向上をもたらす(自らの強みを自覚する;ビジネスの基本は自己責任である ほか)
地の章 未地の分野を切り拓く能力が勝機を引き寄せる(日本の美徳は世界標準ではない;現場に立ち、ものの表裏を知る ほか)
将の章 あらゆる状況下の的確な明察が成功を約束する(中村流韓国人との付き合い方;プロを育てる ほか)
法の章 人道に則り地球環境への融和が未来の糧となる(人材は最強・最良の武器;適材適所+グローバル化が急務 ほか)
著者等紹介
中村繁夫[ナカムラシゲオ]
1947年生まれ。アドバンスト・マテリアル・ジャパン株式会社社長。大学在学中に世界35カ国を放浪。26歳で蝶理に入社、30年間レアメタル(希少金属)部門で輸入買付けを担当。2004年、部門ごとMBOで独立、10人で日本初のレアメタル専門商社を立ち上げる。設立4年で年商340億円を達成し、これまでに90カ国以上を訪れる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Willie the Wildcat
18
国家、企業、そして個々人の戦略。”レア”な業界での著者の視点は、意外な程シンプル。着眼点、行動力、そして思い切り!?印象に残るのがODA。特に、キューバ、中国、そして日本の比較。記載内容ほど現実は単純ではないが、一行の余地はある気がする。良い意味での”強かさ”。しかも意図的ではなく、自然。これも国際化への必須能力か・・・。(汗)2014/01/07
奈良 楓
4
【〇】レアメタル専門商社社長がみたミクロの視点からの国際情勢および仕事論。「山師の」という題名に違和感を感じる、オーソドックスな仕事論。ただし、良書と思います。2018/07/21
ともさち
0
新幹線での読書用に勢いで買ったが、専門外なのもあって読みにくく感じた。 とりあえず読めばいいわけではないなー。反省。2013/09/01
芸術家くーまん843
0
・日本にとってみると中国の資源政策や金属メジャーの資源戦略はわかりにくい分野であり、よほどの国際感覚を持たない限り、政治面においても経済面においても理解することが難しい。食うか食われるかの国際競争の中でM&Aや国際カルテルは当然のことであり、力と力のぶつかり合いであるということを理解するべきである。・中国の胡錦濤主席も温家宝首相も資源の専門家である。政治局最高幹部の8人までが技術系の出身であり、その資源政策はしたたかである。一方、金属メジャーの歴史は古く、ユダヤ系資本が世界を席巻していると言っても過言では2012/09/27
ぽーる
0
個々の事例については面白いと思うが、そこから得られる教訓が当たり前のものだったり、タイトル詐欺まがいのものが多かった印象。インパクトはそこまで強くはない本だった。2012/05/05
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