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内容説明
自閉症、不登校、引きこもり、非行…自閉症児と健常児の混合教育を実践する武蔵野東学園で、生徒に「仲間と命の尊さ」を伝える、教師・ライフセーバー北矢宗志の奮戦記。
目次
序章(もう競技には戻れない怪我かもしれない;風の中に佇む)
第1章 挫折から見出した光(好きになれなかった自分;目覚め ほか)
第2章 勝利の先に救う命がある(ライフセービングとの出会い;夏のライフセーバー ほか)
第3章 教師への道(リセット;新天地へ向けて ほか)
第4章 不登校児再生(不良編入生;今が変わるチャンス ほか)
第5章 生きる力、生き抜く力(不登校再生の過激なゆりかご;アスリートの前に教師であること ほか)
終章(磨き合う心)
著者等紹介
大元よしき[タイゲンヨシキ]
スポーツ・歴史ライター。1962年東京生まれ。東洋大学卒業。高校時代(保善高校)からラグビーを始め、2、3年時には全国大会に出場。大学卒業後も社会人でプレーを続け17年間ラグビーと共に歩む。弓道三段。外資系IT企業のマネージャーからライターに転身。現在、株式会社パッションキッズ代表取締役。NPO法人ヒーローズ理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姫
1
ライフセービングの日本トップの選手でありながら自分が試合で勝つよりも、生徒の成長の方を喜べてしまう。あまり想像できません。私の知っているトップレベルでスポーツをしている人は大抵はわがままで自分のことしか考えていません。それはそれくらい自己中心的でないとトッププレーヤーに登りつめることができないかはだと思います。しかし、本書を読む限り北矢先生は常に自分以外の事を考えます。こんなすごい先生、そして天宮先生のいる武蔵野東の生徒は本当に幸せ者だと思います。2012/09/15
ヨッシー49
1
先生の年齢もケガも言い訳にしない生き方って素敵だと思う そして自閉症の生徒の喜怒哀楽をストレートに表すところに忘れてた正直さを思い出し 不登校にも引きこもりにも理由があって少しずつクリアされていく教育に感動したー2011/05/07