ウェッジ文庫<br> 日本人の忘れもの〈3〉

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ウェッジ文庫
日本人の忘れもの〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784863100237
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

古代から現代をつらぬく日本人の精神史を探求し続けてきた中西進が、すべての日本人に贈る珠玉のエッセイ「日本人の忘れもの」シリーズの完結編。

目次

第1章 生きる(なつかしさ―「なつかしさ」を大切にする必要;みたて―「つもり」になることの大きな効用;るす―現代生活は息苦しくないか ほか)
第2章 慈しむ(まるた―内在するものを透視する力を持ちたい;つぼにわ―住まいに「坪庭」のアイデアを生かそう;こもの―小物を大切にする精神 ほか)
第3章 繋がる(みやげ―そもそも、みやげ物はテキストだった;うきよ―空想や浮世の大事さを思い返そう;いんが―この世の因果を忘れてはいけない ほか)

著者等紹介

中西進[ナカニシススム]
奈良県立万葉文化館長。文学博士、文化功労者。日本文化、精神史の研究・評論活動で知られる。日本学士院賞、大佛次郎賞、読売文学賞、和辻哲郎文化賞、奈良テレビ放送文化賞ほか受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

neimu

31
まだ1巻は見つからず、2巻から3巻へ。生きる、慈しむ、繋がるの3つの章に別れている。「なつかしさ」で始まり、「さよなら」で終わる、何とも言えない目次を眺め、本文を読む前に、しみじみしてしまう。引用される万葉集に大学時代を思い出し、「文学」に傾倒した若かりし頃を懐かしんだ。再任用の期間が終わるこの3月末、ある意味、俗世の身分や仕事とは縁が切れる私にとっては毎日はさよならの連続のような物だ。振り返ってみればしんどかったことさえも、何もかも懐かしい。(ヤマトの沖田艦長ほど格好良く振り返ることはできないけれど)2025/01/25

ひよピパパ

10
なじみ深い言葉を軸に、含蓄のある文章で日本人とは何か、日本語とは何かを考えさせてくれる中西先生のエッセー集。 「じょうちょ」では大数学者岡潔が「日本人は情の人」だと名言しているのには驚きだった。「一番根源的なところに経験を作り上げるものとしての情が存在する人間」それが日本人なのだという。また、言葉については、「『はれ』と『け』」において「穢れ」とは「ケ(気)ガ(離)レ」のことで、良い気が少なく悪しき状況を言い、それを回復させるのが「禊ぎ」なのだと述べられる。とても勉強になる一書だ。2020/06/12

れいまん

2
ついに三冊目。新幹線グリーン車にあるウェッジ(今はひととき)に連載され大人気の中西先生のコラム 三も、大いなる言葉の知的刺激を受けた。 近代日本の建前主義、教条主義そして営営とした努力。それが人間の本音を忘れたものだったことに彼は静かなる怒りを抑えることは出来なかった 彼とは漱石。2021/08/05

はまい

1
娘さんの話がグッと来た。静かなる抗議。2018/10/07

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