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宇宙に知的生命体は存在するのか

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863100152
  • NDC分類 460
  • Cコード C0344

目次

第1章 太陽系探査―私たちの太陽系を探る(月への競争;火星探査 ほか)
第2章 太陽系外惑星探査(はじめに―惑星と天動説・地動説;系外惑星発見一番乗りへの道 ほか)
第3章 地球外生命体を探す(知性体を探すのは容易?;SETIの夜明け ほか)
第4章 宇宙論的生命体と人間の未来(ダイソンの描く宇宙の生命体と宇宙論的生命体;人類の未来)

著者等紹介

佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
東京大学大学院理学系研究科教授、宇宙国際研究センター長。1973年、京都大学大学院理学研究科修了。京都大学助手、北欧物理学研究所客員教授、東京大学助教授を経て現職。専門は、宇宙論・宇宙物理学。インフレーション理論の提唱者の一人。また、国際天文学連合の宇宙論委員会の委員長を務めるなど、宇宙論研究を世界的にリードする。90年、仁科賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

8
地球以外に知的生命体は存在するのだろうか? この広い宇宙に、人類はただ一人だけなのだろうか? 人が空に目を向けて考え続けてきたことが、科学の急速な発達によって行動に移すことができるようになった。知的生命体が存在するかについてはほぼ最後に触れられているぐらいだが、科学者が宇宙に熱い視線を向けどのように調べてきたのか、これからはどんな方法がありうるのかを説明しているので現代の宇宙学の進歩具合が把握できる内容となっている。一人の著者だけでなくその分野の専門家によって解説されているので安定感がある説明だった。2013/04/02

Rachel

0
39光年先に地球によく似た惑星が7つも発見された、と先日NASAが発表した。今まで見つかった太陽系外惑星の中では、生命体が存在する可能性が最も高いという。そんなわけで、積ん読になっていたこの本を読んでみた。大好きな佐藤勝彦氏の編著である。何名かの科学者が、それぞれの研究分野の視点から地球外生命の可能性や見つけ方について語る。中でも、平林久氏のSETIに関する話が大変興味深かった。長野県にある野辺山宇宙電波観測所でもSETIを行おうという計画があったとか!2017/02/24

中性子星

0
太陽系外惑星の探し方方法の簡単な記載あり。2015/09/02

おつぼ

0
地球外知的生命体についてというよりいかに地球が奇跡的な惑星でその中での人間はさらに夢みたいな存在なんだと認識。むずかしかったのでそんなことしか考えられません2013/09/02

空虚

0
SETIに興味があって手に取った本。よもやトンデモ本になりがちな分野で、しっかりとした肩書きを持った研究者たちによって地球外知的生命体探索の活動と、考察が書かれた希有な本。資金難や周囲の理解が得られにくい困難な活動なのは分かるが、それに乗じてプロジェクトX的なドキュメントや自叙伝的な描写が多いのが気にかかる。2013/06/17

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