内容説明
戦後80年記念出版。死者を忘れて、生者の幸福なし!そのためには「生者と死者との豊かな関係」が不可欠だ。葬儀、グリーフケアの先進互助会社長が説く「終戦80年」「魂の永遠性」「死者との絆」
目次
第一部 死者が生まれる(「終戦」八〇年…先の大戦は、巨大な物語の集合体だった;靖国神社から皇居へ…吹く風に英霊たちの実在を確信;「東京大空襲」…いまだに全容が分からない民間犠牲;「沖縄戦」…サトウキビ畑に吹く、慰霊と鎮魂の風;「広島原爆」…ドームを見つめ、巨大な想念に眩暈 ほか)
第二部 死者はそこにいる(死者とは何か…童話に書かれた、生者との結びつき;先祖とは何か…「先祖崇拝」と「祖先供養」;供養とは何か…「彼岸」と「此岸」を結ぶもの;幽霊とは何か…被災地・戦災地で絶えない、幽霊目撃証言;交霊とは何か…交霊会に集まるノーベル学者たち ほか)
著者等紹介
一条真也[イチジョウシンヤ]
1963年、福岡県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。作家。(株)サンレー代表取締役社長。一般財団法人冠婚葬祭文化振興財団理事長。NPO法人日本儀礼文化協会理事長。九州国際大学客員教授など。2012年、「孔子文化賞」を故稲盛和夫氏と同時受賞。「庸軒」の雅号で短歌(道歌)を詠む歌人でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。