内容説明
新しい資本主義の実現に向けて。長期化するコロナ禍において世界情勢に大きな変化がもたらされようとしている。コロナ後の世界を睨み、いかにデジタルの利活用によってニューノーマルを実現してイノベーションにつなげるのか―。地政学的アプローチにより日本の産業界の維持発展、国民の安全安定のための方策を各界識者が提言する。
目次
第1章 岐路に立つ中国:グローバル覇権国家への道のり
第2章 深まる米国の分断:加速した国内分断と覇権国としての地位低下
第3章 第3のグローバルパワー:コロナ後のリバウンドを目指す欧州
第4章 アジアに及ぶリセット:日本のサプライチェーンの行方
第5章 コロナで見えた課題:内外の不連続な変化への対応力が試されている
第6章 アフガン問題緊急座談会:激動する国際地政学と日本の対応