「北朝鮮拉致」の全貌と解決―国際的視野で考える

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863060111
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0036

出版社内容情報

横田めぐみさんをはじめ多くの罪もない人々が北朝鮮に拉致されています。一日も早い救出が叫ばれているなか、北朝鮮側は全く誠意のかけらさえ見せません。
拉致問題を解決するにはどうすればよいのか、拉致の実態はどうなっているのか、拉致された国々の関係者が2006年12月14日に東京に集まって「北朝鮮による国際的拉致の実態と解決策」という国際会議を開きました。本書はその会議での各パネリストの発言と、国際会議の翌日、大阪と東京で開催された「拉致問題を考える国民の集い」における横田滋・早紀江夫妻と安倍総理大臣の発言を収録したものです。

会議での発言者は、斎賀芙美子外務省人事担当大使、横田滋・早紀江夫妻、ビチット・マンターポーン国連北朝鮮人権問題担当特別報告官、中山恭子拉致対策本部事務局長、平沼赳夫議連会長、中川昭一自民党拉致問題対策特命委員長・自民党政務調査会長。

目撃者の証言としては崔銀姫氏=音声、ジェンキンス氏=ビデオ、パンジョン・パンチョイ氏、安明進氏、西岡力氏、曽我ひとみ氏=メッセージ。 拉致問題の実態と各国の救出運動のセッションでは、島田洋一氏の司会で横田早紀江氏、西村真悟氏、真鍋貞樹氏、崔祐英氏、金聖浩氏、金ソンミン氏、海老原智治氏。

拉致問題の解決のセッションでは、増元照明氏の司会で飯塚茂雄氏、趙甲済氏、ワリントン・ウーウォン氏、スザン・ショルティ氏、宗永仙氏、平沼赳夫氏、中井洽氏、古屋圭司氏らの発言を紹介。

その他の参加者は、塩崎恭久官房長官、在日拉致被害者関係国大使館関係者、家族会、救う会、拉致議連の役員、特定失踪者問題調査会役員、救う会全国幹事、以上の方々で、司会進行をジャーナリストの桜井よしこさんがつとめました。

目次

第1章 国際化する拉致の実態(拉致は明確な人権侵害であり国際法違反;国際的な圧力が強まるほど、北朝鮮は非人道的行為を認めざるをえなくなる;北朝鮮で出会った拉致被害者 ほか)
第2章 拉致救出運動10年の歩み(家族会の拉致救出運動10年の歩み;日本を信じて頑張る;「金正日政権の打倒」を決議 ほか)
第3章 拉致問題を解決するために何をすべきか(韓国国会議員として;韓国の課題と責任;タイにおける拉致問題 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゅ

1
拉致問題を扱った国際会議(2006年)時における各参加者の発言等を纏めた本。拉致被害者は判明済みだけでも12カ国に渡っており、中国人の被害者もいる。しかし中国は、自国民の拉致被害を認めず日本らの活動を妨害する。中国が平時に北朝鮮を庇うのは理解できるが、プライドの高い中国人が、同胞が攫われた上でもそうするのは意外に思った。国際会議各参加者は「拉致問題の解決には金正日政権の崩壊が必要」と結論付けたが、北は無事正恩に代替りを済ませ、更にコロナ前までは毎年僅かではあるが経済成長し続けており、崩壊する兆しは全くない2021/02/16

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