出版社内容情報
『WRAPを始める』待望の続編ついに刊行!『リカバリーのキーコンセプトと元気に役立つ道具箱編」の発刊から2年あまり……。ついに,続編である『WRAP(元気回復行動プラン)編』が刊行となりました。本書で紹介しているのは6つのプラン(日常生活管理プラン・引き金のプラン・注意サインのプラン・調子が悪くなってきているときのプラン・クライシスプラン・クライシスを脱したときのプラン)。これらのプランは前書で紹介した「道具箱」を使いこなしていく仕組みです。WRAPは自分のトリセツ(取扱説明書),それを作るかどうかは皆さん次第,でも作ってみると,きっといまとは違った世界が見えてくるはず。
第1章 WRAPの概要
第2章 日常生活管理プラン
第3章 引き金のプラン
第4章 注意サインのプラン
第5章 調子が悪くなってきているとき
第6章 クライシスプラン1
第7章 クライシスプラン2
第8章 クライシスプラン3
第9章 クライシスを脱したときのプラン
第10章 WRAPを使う
増川ねてる[マスカワ ネテル]
著・文・その他/編集
藤田茂治[フジタ シゲハル]
著・文・その他/編集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つなぐ
5
WRAPはどんな自分でありたいというところから始まって、そこから外れた違和感を引き金や注意サイン、調子が悪くなった時に分類して、それぞれに自分がする行動を道具としてあげていきます。クライシスプランは調子を崩した時に他人にやって欲しい事を事前にお願いしておくためのプラン。自分の価値にコミット出来てない自分を自覚出来るようにするプランもあるところはACTより使いやすいかも。実際試した人の体験談や医療関係者に望むことが雑談になっていて、自分の人生を自分の手に取り替えさせてほしい患者の切実さが伝わってきます。2018/08/27
Book Lover Mr.Garakuta
3
自分も、精神障碍者であり、自分の日常生活の中にいかに組み込んでいくかと言う事を知りたかったので、内容的にもよい手引きになりました。クライシスプランの扱い方が難しく、自分にとってはまだまだ未知の世界だと思いました。難しく考える必要はないと思うのですが、ついついと難し考えすぎる傾向にあり、そこがネックとなっているようですね2018/09/17
ゼラニウム/フウロソウ科
0
図書館にない2022/05/28