内容説明
低線量被ばくと健康影響の関係を分かりやすく、専門家から詳細に解説。
目次
第1部 解説低線量被ばくを「正しく」知る(「チーム中川」;リスクの大小;メディアによるものさしの破壊;2人に1人が、がんになる、「世界一のがん大国」日本;がんは老化の一種 ほか)
第2部 知識を深める―専門家による放射線リスクの解説(原爆被爆者の後障害;チェルノブイリ原発事故による健康影響;ICRPの放射線防護体系―LNTモデルと実効線量;LNTモデルがもたらす誤解;見直された国民線量 ほか)
著者等紹介
中川恵一[ナカガワケイイチ]
1960年生まれ。東京大学医学部医学科卒業後、1985年東京大学医学部放射線医学教室入局。社会保険中央総合病院放射線科、東京大学医学部放射線医学教室助手、専任講師を経て、東京大学医学部放射線医学教室准教授。2003年より東京大学医学部附属病院緩和ケア診療部長(兼任)。この間スイスPaul Sherrer Instituteへ客員研究員として留学。英文論文などによる学術発表の他、患者/一般向けの啓蒙活動にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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