内容説明
78枚のカードに秘められた謎の読み解き方とは!?実践的占術アプローチと歴史的考証の両面からタロットの真実を紐解いた、全く新しいタイプの占術マニュアル。カードの選び方、扱い方から、正しい解釈法まで、すべてを網羅した一冊。
目次
第1章 背景の色彩で読み解く秘められたカードの意味
第2章 タロット占いの手順と準備
第3章 大アルカナ22枚に秘められた謎
第4章 小アルカナ56枚に秘められた謎
第5章 展開法とリーディングの方法
第6章 知られざるコートカードの真の属性と小アルカナの秘密
第7章 タロットに的中率を持たせるには
第8章 様々な種類のタロットカード
第9章 ウェイト版タロット成立までの歴史
著者等紹介
浅野太志[アサノフトシ]
作家・占い鑑定師。1971年岐阜県岐阜市生まれ。幼少の頃から、占いや精神世界に傾倒し、14歳の頃よりタロット占いや四柱推命などに親しむ。ウェイト版タロットの真の意味と、タロット占術のパイオニアであるエテイヤに興味を持ち、2012年フランス・パリへの取材を断行する。現在は執筆活動や鑑定のかたわら、東京都内で占い講座も開講し、メディアや雑誌、携帯アプリなど幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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不動 明
4
タロットマニュアル本にしては珍しく縦書きで、読みやすかったです。なんだかマニュアル本というよりもちょっとしたエッセイ本を読んでいるような気になる位、私には本の内容が吸収出来た気になりました。特に関心があったのはタロットをナバホ族の色の世界観と絡めてみる著者の試みは新鮮で刺激を受けました。タロットのマニュアル本ならこの本とレイチェル・ポラックの本さえ読めば(ウェイト版に限る)あとは充分かな?なんて思ってしまいました。初心者でも充分に入門書として読めると思います。2014/09/10
ぽー
1
入門書として秀逸。解釈も断定しないで俯瞰で説明してくれて、考える余地もある。逆位置の解釈はこれでは解せないけど、タロットとは何かよく分かるし、カード一枚一枚の説明が手厚い。2020/02/12
宵子
0
ウエイト版タロットの意味を中心とした、タロットマニュアル本&著者のエッセー。内容は押し付けがましくなく、わかりやすい。マルセイユ版やエティラ版などとの他の版のタロットの比較が役に立った。2015/02/24