目次
特集 フェミニズムと実存(バトラーからニュートンへ、あるいは引用の政治(藤高/和輝)
もうすぐなくなるという哲学の女嫌いについて(横田/祐美子)
フェミニズムと実存―ボーヴォワール『第二の性』を読み直すために(小手川/正二郎)
世界は我が家なのか?―フェミニスト現象学と実存論的分析論(高井/ゆと里))
応募論文(道元思想における捨身について―修行の相互相依的成立構造(長野/邦彦)
ポイエシス的な「絶望」―西田幾多郎が哲学の動機とみなした「人生の悲哀」にせまるための一試論(森/レイ)
亡き人を思うこと―ヤン・パトチカにおける「死後の生」の現象学(柳瀬/大輝))
書評(大山真樹著『時間・円環・救済―ニーチェの道徳批判を導きの糸にした永遠回帰思想の解明』(梅田/孝太)
古荘匡義著『綱島梁川の宗教哲学と実践』(出岡/宏)
秋富克哉著『原初から/への思索―西田幾多郎とハイデッガー』(戸島/貴代志)
上田圭委子著『ハイデガーにおける存在と神の問題』(田中/敦)
丸山文隆著『ハイデッガーの超越論的な思索の研究―『存在と時間』から無の形而上学へ』(金成/祐人)
桧垣立哉著『バロックの哲学―反‐理性の星座たち』(板橋/勇仁)
後藤雄太著『存在肯定の倫理I―ニヒリズムからの問い』、『存在肯定の倫理II―生ける現実への還帰』(竹内/綱史)
稲垣諭著『絶滅へようこそ―「終わり」からはじめる哲学入門』(戸谷/洋志))