デカルトの知性主義―分析的方法の精神化とその基づけ

個数:

デカルトの知性主義―分析的方法の精神化とその基づけ

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ キク判/ページ数 360p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784862854278
  • NDC分類 135.2
  • Cコード C3010

内容説明

デカルトは「近代哲学の父」と言われるが、それはなぜであろうか。「コギト」という近代哲学の原理を打ち立て、近代科学を産み出す幾何学的方法の発見、前時代の学を根本的に壊滅させ、物体の本質を延長とみなす機械論的科学論などがその理由である。しかし現代においてヨーロッパ哲学はデカルト哲学というアイデンティティを失い自己喪失に陥っている。本書はデカルト研究を通して再び「哲学すること」を問いかける。デカルト研究、哲学史研究を、たんなる対象研究に終わらせるのではなく、自らの「哲学の実践」とすることを示した労作。

目次

序章 哲学者研究の哲学
第1部 方法(方法の誕生―方法の新たな精神化の歴史;数学のモデル―数学的方法と方法の精神;推論と理性―デカルトの三段論法批判から形而上学の方法へ)
第2部 懐疑(作者の発作ないしは方法の危機;精神を感覚から引き離すこと―トマスの抽象とデカルトの懐疑)
第3部 コギトとエゴの存在(『規則論』における“Ego sum”と“Ego cogito”の順序関係について;ソクラテス的反転―ドゥビトの確実性からスムの必然性へ;エゴの持続と概念の永続)
第4部 デカルト形而上学の構造(方法と第一哲学―エゴの覚醒とコギトの論理構造の展開;知性弁護論―反意志主義的解釈の試み;デカルトの循環―失われた記憶を求めて)
終章 「欲求」(app´etit)の左遷

著者等紹介

小沢明也[オザワトシヤ]
1962年生。北海道大学文学研究科博士後期課程単位取得。修士(文学)。東洋大学非常勤講師。専門は中世・近世哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

0
ふむ2025/06/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22491944
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。