受肉の哲学―原初的出会いの経験から、その根拠へ

個数:

受肉の哲学―原初的出会いの経験から、その根拠へ

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784862853035
  • NDC分類 191
  • Cコード C3016

内容説明

「神」とか「キリスト」について、その意味を問うことは、一見宗教的で特殊な事柄のように思われる。しかしそれは時空を超えてすべての人に関わる問題である。このような立場から「ロゴス・キリストの受肉」「受難と復活」、そして「十字架による贖いと救い」といった問題を、「愛智の道行き」としての哲学の観点から「人間・自己の成立に関わる普遍的問題」として、素朴にかつ根源的に明らかにしようとする試みである。本書はこれらすべての問題の根底には神的エネルゲイア・プネウマの生動的な働きがあることを解明する。宗教と哲学を架橋する著者の到達点を示す貴重な一書である。

目次

第1章 原初的・使徒的経験とその成立根拠をめぐって―「ロゴスの受肉(神人性)」を証しするもの
第2章 証聖者マクシモスの「ロゴス・キリスト論」(『難問集』第一部「トマスに宛てて」)のまとめと展望
第3章 人間的自然・本性の開花・成就と神化の道行き―根底に現前する神的エネルゲイア・プネウマ
第4章 ロゴス・キリストの十字架と復活―神への道行きの内的根拠をめぐって
第5章 他者との全一的交わりとロゴス・キリストの現存―「受肉の神秘」の前に
第6章 神的エネルゲイア・プネウマの現存に思う―探究の道を振り返って

著者等紹介

谷隆一郎[タニリュウイチロウ]
1945年、岡山県生まれ、神戸に育つ。1969年、東京大学工学部卒業、1976年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。九州大学教授を経て、九州大学名誉教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品