プロティノスの認識論―一なるものからの分化・展開

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プロティノスの認識論―一なるものからの分化・展開

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  • サイズ A5判/ページ数 211p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784862850416
  • NDC分類 131.9
  • Cコード C3010

内容説明

ギリシア哲学最後の学派新プラトン主義は、西洋古代哲学の綜合・完成ともいうべき独自の哲学体系を形成した。その基本的な論理体系を生み出したのがその創始者プロティノス(205‐270)であった。彼の思想形成には一者体験が決定的な役割を果たした。プロティノスはその経験に極めて理論的で独創的な説明を与えたが、本書では認識という観点からプロティノス哲学の解明を試みる。

目次

第1章 一者の不可知性と非存在性(万物の始原は多様性を超えている;一者は無限定、無形相で、存在を超えている ほか)
第2章 ヌースの作用による叡智界の形成(ヌースにおける無限定性;“未完のヌース”の教義 ほか)
第3章 一者からのヌースの発出(問題点;これまでの解釈 ほか)
第4章 一なるものからの展開としての認識(真理か臆見か;ヌースは一者の内から一者を見る ほか)
第5章 一者との合一と真理認識(合一体験;“合一体験”の対象化)
結論

著者等紹介

岡野利津子[オカノリツコ]
旧姓:中大路。1964年東京生まれ。1991‐92年CNRS(フランス国立科学研究所)UPR76客員研究員、1996年学習院大学大学院人文科学研究科博士課程修了(哲学博士)、日本学術振興会特別研究員(PD)。現在学習院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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p-book

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一者は如何にしてヌースを生み出すのか(p94)一者が自己自身の方を振り返って見始めたから? これはありえない。なぜなら一者は作用と対象という二重性を超えたものだから(p95)なぜ一者から流出した作用は「自己を振り返る」ような何かなのか。つまり作用の様式はなぜ自己反省的になるのか。ヌースにとっての「自己」とはヌース自身ではないのか?なぜヌースの直知対象は一者なのか?2014/10/31

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