出版社内容情報
著者がこれまで研究を進めてきた「現代神学」「東アジアと日本のキリスト教」「科学と宗教の関係論」および「ティリッヒ研究」の四つの領域が相互に緊密に繋がっていることを論じる。
目次
第一部 問いとしての近代とキリスト教思想(「近代」と「キリスト教」を問う 問題設定と方法;近代/ポスト近代とキリスト教 グローバル化と多元化;翻訳の時代としての近代 シュライアマハーの翻訳論を中心に)
第二部 近代ドイツ思想とティリッヒ(ティリッヒとカント 近代キリスト教思想の文脈から;ティリッヒとフィヒテ;ティリッヒとシェリング ティリッヒの根本的問いと思想の発展史 ほか)
第三部 ティリッヒ思想の射程(ティリッヒと宗教社会主義;ティリッヒの生の次元論と現代科学;ティリッヒとその思想的遺産 生の現象学を中心に)
著者等紹介
芦名定道[アシナサダミチ]
1956年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(キリスト教学)、修了、京都大学博士(文学)。大阪市立大学(文学部・宗教学担当)、京都大学(大学院文学研究科・キリスト教学担当)を経て、関西学院大学神学部・教授。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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