出版社内容情報
労働法の分野で先行研究の少ない企業内福利厚生をテーマに、その実態分析による立法規整の課題を抽出し、学説・判例の動向を踏まえつつ個別問題の法的処理のあり方を検討した日独比較労働法研究
目次
第1編 わが国における企業内福利厚生と労働法上の課題(企業内福利厚生の展開と労働法上の近時の課題;労働基準法上の賃金と企業内福利厚生の概念;社宅・寮等の使用関係と労働契約の終了;企業内福利厚生と労働法上の諸問題;カフェテリアプランと労働法上の諸問題)
第2編 ドイツにおける企業内福利厚生と労働法上の課題(企業内福利厚生の法的類型と実態;ドイツにおける賃金規制と企業内福利厚生;ドイツにおける企業内福利厚生と労働契約法上の諸問題;ドイツにおけるカフェテリアプランと労働法上の諸問題)
第3編 企業内福利厚生に関する日独労働法の比較分析(企業内福利厚生の意義・目的と実態(第1編第1章、第2編第1章)
企業内福利厚生の労働法上の概念と法的規整の態様
企業内福利厚生の個別問題への対応
カフェテリアプランの実態と労働法上の諸問題
総括)
著者等紹介
柳屋孝安[ヤナギヤタカヤス]
1956年8月山口県に生まれる。現在、関西学院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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