出版社内容情報
19世紀末には近代人の限界と課題を洞察したニーチェ思想を軸に現代人の課題と可能性をあらためて問う。ニーチェ理解への成熟のプロセスを具体的な形で示し、現代人のもつ課題と可能性を展望する視座を拓く
目次
第1章 近代人とルサンチマン
第2章 「末人」とその他者
第3章 道徳と行為美学
第4章 静かな超人
第5章 幸福の遠近法
第6章 新たな成熟の問題
第7章 日常性の永遠回帰
著者等紹介
宮原浩二郎[ミヤハラコウジロウ]
1956年東京都生まれ。ウィスコンシン大学マディソン校大学院社会学研究科博士課程修了(Ph.D.)。現職、関西学院大学社会学部教授。専門、文化社会学、社会学理論、社会美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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