目次
フォークナー「納屋を焼く」について―サーティの葛藤再々考、あるいは「主体」になるサーティ
Obscure Memorial―トーマス・グレイ「墓畔の哀歌」をめぐって
物語の場所―ペーター・ハントケ『ジュークボックスについての試み』について
経験の言語と言語の経験―ペーター・ハントケ『幸せではないが、もういい』をめぐって
カント『啓蒙とは何か』を読む―分割と迂回
ニーチェ『悲劇の誕生』を読む―虚構と闘争
著者等紹介
阿部卓也[アベタクヤ]
東京大学教養学科卒、東京大学大学院人文科学研究科独語独文学専修後期課程単位取得退学。1992年より関西学院大学商学部専任講師、現在は同准教授。近年の主な研究テーマはクラッシック音楽の拍節論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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