目次
第1部 翻訳 『ノーモア黒人(ブラック)』―西暦一九三三‐一九四〇年、自由の国にて繰り広げられた、不思議にして驚異的な科学の営みを物語る
第2部 翻訳 雑誌・新聞・編纂書掲載のエッセイ・コラムなど(下層社会の光と影―社会的のけ者「ホーボヘミア」の考察(季節労働者の世界)
黄禍―一幕劇
黒人と白人文明(抜粋) ほか)
第3部 考察 「人種」という概念の虚構性を見透かす―ジョージ・S・スカイラーの「プープーイズム」あるいは「ホウカム」の感性(ジョージ・S・スカイラーのテーマ―「人種」という「虚構」概念;「黒人問題」ではなく「白人問題」;スカイラーの「保守性」 ほか)
著者等紹介
スカイラー,ジョージ・サミュエル[スカイラー,ジョージサミュエル] [Schuyler,George Samuel]
1895‐1977。アメリカ合衆国ロードアイランド州プロヴィデンス生まれとしているが、ニューヨーク州、あるいはマサチューセッツ州生まれという説もある。ニューヨーク州シラキュースで17歳まで育ち、高校を中退して軍隊に入る。第一次大戦中には将校(中尉)となっている。終戦後、ニューヨーク(マンハッタン)に生活の拠点を置き、1923年に黒人月刊誌『メッセンジャー』の編集助手の職を得、それを機にジャーナリストとしての人生をスタートさせる
廣瀬典生[ヒロセノリオ]
1948年11月奈良県生まれ。関西学院大学法学部教授。アメリカ文学・文化専攻。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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