出版社内容情報
いわゆる「取締役」またはそのポジションの経営者側の役割は、自社の成長を推し進めることでしょう。そのためには自社の財務実態を把握する能力とその能力向上が不可欠です。そこで、決算書を読めるスキル、すなわち会計学スキルが必要となります。本書では、前半で決算書に至る過程の処理の取り決め、簿記の仕組みをわかりやすく解説。中盤で、ある業績悪化企業の実例をもとにしての決算書の問題点の見い出し方や経営における意思決定に触れ、後半で、想定外の事態への備え方、投資マインド等を紹介していきます。とくにこれから会計スキルが必要になるであろう、新米の取締役、経営者の方々に向け、会社を成長させるために必要な会計書類、決算書の見るべきポイントをまとめています。