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出版社内容情報
地下に埋設されたガス管や水道管の入替工事一つとっても、最新技術がここまで進化している、と知ればビックリ仰天です。本書は、私たち一般市民の「当たり前の生活」を支える「縁の下の力持ち」として60年間、技術開発に心血を注いできた千葉県船橋市の総合建設会社トップによる異色の一冊です。事実、東日本大震災以降、列島各地で相次ぐ甚大な自然災害の発生は、地球温暖化の影響も相まって「国土強靭化」に向けての官民一丸となった取り組みを加速させ、社会インフラを守る建設業の役割の重さに改めて注目が集まっています。「3・11」の液状化現場での災害復旧「最前線ルポ」は、これまでメディアで余り紹介されたことがないはずです。第2~4次安倍内閣時に内閣官房参与(防災・減災ニューディール政策担当)であった藤井聡・京都大学大学院教授(都市社会工学専攻)との対談では「担い手不足に悩む建設業界に飛び込んできて!」と、次世代を担う若者に熱く呼びかけます。
目次
第1章 東日本大震災の教訓(2011年3月11日午後2時46分;液状化で出動要請 ほか)
第2章 建設業の現状と課題(インフラの老朽化;建設業における担い手不足の深刻化 ほか)
第3章 新たな100年企業に向かって(1963年の創業;1996年に社名変更 ほか)
第4章 街を創る 街を支える(「事後保全」から「予防保全」へ;生産性革命プロジェクト ほか)
著者等紹介
小原智[オハラサトル]
不二公業株式会社代表取締役。1960年千葉県生まれ。1983年日本大生産工学部電気工学科卒業後、住友建設株式会社(現三井住友建設株式会社)入社。設備環境部で設備設計積算業務、海外事業部で中東・東南アジア諸国の各種プロジェクトに従事。1986年不二工業株式会社(現不二公業株式会社)入社。現場管理、総務・経理、営業、経営企画部門を歴任。2002年代表取締役就任。独自の原価管理システム(CMS)を自社開発。フレックスドリル工法、トリックトレンチレス工法などを海外から導入、京葉ガス株式会社と非開削工法の共同開発を推進。船橋商工会議所副会頭、一般社団法人千葉県空調衛生工事業協会副会長、建設業労働災害防止協会千葉県支部京葉分会副分会長、船橋市管工事業協同組合理事長。2020年市政功労表彰(船橋市)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



