出版社内容情報
「ヤマタノオロチ」や「因幡の白うさぎ」など、日本人ならどこかで聞いたことがある物語が収録されている日本最古の歴史書「古事記」。この書物は、古い時代の日本人が悩み、そして、その問題をどのように解決していったかが、当時の日本人の心情も合わせて書かれている文学書でもあります。本書では古事記に書かれている物語の中から、ビジネスや自己啓発に使える話を選び出し、再構成しました。本書を活用すれば、仕事や雑談のネタ、人生の指針などを楽しみながら学ぶことができます。さらに日本文化の学び直しや古典の教養を深めるためにも活用できます。
内容説明
古い教えを鑑みて、新しい時代に知恵を活かす。古の先人の叡智に学ぶ。世界一わかりやすい古事記の入門書!
目次
第1章 はじまりの古事記(昔の出来事から学び今に活かす;新しい漢文の読み方を発明する ほか)
第2章 自分を知るための古事記(日本の神々の神意をうかがう法;須佐之男命勝って勢いに乗る ほか)
第3章 内面に軸をもつための古事記(ただの従者が美女と結婚できた理由;困っている兎を助ける心優しいリーダー ほか)
第4章 多角的視点をもつための古事記(分かれ道と道案内の神;神の子の天皇に寿命ができた理由 ほか)
第5章 人間関係に効く古事記(眉目秀麗な男と三輪山伝説;沙本毘古王が天皇に反逆 ほか)
著者等紹介
古高裕記[コダカヒロキ]
東京生まれ。明治大学政治経済学部政治学科卒業後、衆議院議員国会秘書に。秘書勤務のかたわら執筆活動に従事。ビジネス書を年間600冊読破し、ビジネス書と古典の共通点を発見。独自の視点で日本文化を解説する手法を確立し、神社や日本の文化の魅力を伝えている。神社本庁監修の神社検定(神道文化検定)壱級を所持。趣味は全国の神社巡り(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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