出版社内容情報
毛内 拡[モウナイ ヒロム]
著・文・その他
内容説明
ハーバード大学マサチューセッツ工科大学ケンブリッジ大学などの驚くべき最先端の研究がここに集結!新進気鋭の脳研究者による絶対に面白い脳の話。
目次
第1章 脳、お前ってやつは…
第2章 Oh、脳ウソでしょ
第3章 「年齢なんて関係ない!」生涯現役な脳
第4章 「立て、立つんだ脳ォ~ッ!」何度でも立ち上がる、くじけない脳
第5章 未来は君たちの手の中!子育て脳
第6章 最新AIと人間の脳
第7章 現実となる「あんなこといいな、できたらいいな」
著者等紹介
毛内拡[モウナイヒロム]
脳神経科学者、お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教。1984年、北海道函館市生まれ。2008年、東京薬科大学生命科学部卒業、2013年、東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員などを経て2018年より現職。同大にて生体組織機能学研究室を主宰。専門は、神経生理学、生物物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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本詠み人
33
イカ🦑が意外と記憶力がいい?!最新の脳科学に沿った、でも面白くて話題になりそうな本✨サラッと読了「記憶の宮殿」トレーニング、私もやってみたい🙄2023/02/22
ta_chanko
18
脳科学の進歩により、認知や行動に関するさまざまなことが解明されている。同時に、脳がもつ未知の可能性も広がりを見せていて、今後の科学や技術の発展次第でSFのような世界が実現するかもしれない。テレパシー、念力、行動操作、動物との会話などなど。脳に不可能はないのかもしれない。2023/04/21
あきひと
3
先端の脳科学成果を素人でも分かりやすいように数多く紹介していて、たびたび某TV番組の脳科学者の顔を思い浮かべてしまい苦笑しつつ読み進む。 認知症リスクと睡眠時間との関係などは、実生活の参考になりました。7章構成の最終章「現実となる『あんなこといいな、できたらいいな』」は、SF映画ばりのことばかりで、神秘であった脳が部分的ではあるが、ずいぶんと分かってきたんだなと感心したし、早く現実になって欲しいものだと思いました。2023/03/11
月に6ペンス
1
殆どが研究の最前線の情報であり、なるほどと思う一方、臨床段階がほとんどなので実際に我々にその技術が届くのはもう少し先になるだろう。特に自分に関係のある章は念入りに読んだが、実際に治療として受けるにはまだ金額的には不可能な段階。ただ病状の改善のために今できる何らかのヒントにはなったと思う。2023/12/07
ray
1
☆4 長いTV視聴、短い睡眠は認知機能に影響。瞑想する人の脳は成熟が早く老化が遅い。世界一健康で脳の老化が極端に遅いツィマネ族の生活習慣…医療の進歩の前に生活の見直しが大切。老後の認知機能・健康に影響を与える幼少期の経験。適度な間隔をあけると学習効率があがる。ブレインコンピュータインターフェース。念じるだけで車いすを動かし文字を表示。脳波の送受信でコミュニケーション。電気刺激で高パフォーマンス、行動選択の操作。光刺激で記憶操作。人工脳に目が誕生。ヒト遺伝子で霊長類の脳がヒトに近づく。医学の進歩に驚き。2022/10/12