出版社内容情報
大廃業時代の到来……。廃業はコスト高、M&Aは怖い……。
少子高齢化、人口減少、団塊世代の大量引退……。2025年には127万社の会社が廃業の危機を迎えるとされている。「私の会社に後継者はいない」「うちの会社は残す価値がない」と考え、廃業を考える中小企業オーナーは多い。
しかし、会社の価値は決算書だけで測れません。社会にはヤル気のある人も多くいます。彼らと出会い、売り手の想いを考えた事業承継(M&A)ができる方法があります。M&Aは大企業だけのものではありません。怖ろしいものでもありません。複雑多岐な課題にも士業であるそれぞれの専門家が対応します。オーナーに寄り添ったチームによる支援です。
事業をこれからの社会に有効活用してもらいたい、老後資金の捻出、子や孫に財産を残したい、といった中小企業オーナーや起業に関心のある方必読の書です。
内容説明
誰に相談する?事例が導く新しい選択肢。これから事業を始めたいと考える起業家と、廃業を検討している中小企業経営者を結びつける新たな事業承継の形。
目次
第1章 大廃業時代の到来(中小企業経営者の高齢化;後継者不足 ほか)
第2章 廃業はM&Aより簡単?(後継者が見つからない。でも、廃業なんて考えていない;廃業するにはお金がかかる ほか)
第3章 あなたの会社には価値がある(事業とは?物の価値と事業の価値 ほか)
第4章 事例紹介(家族との関係から考えるケース;売却希望価格よりも高く売れたケース ほか)
第5章 起業による事業承継(起業承継)という新しい選択肢
著者等紹介
石川和司[イシカワカズシ]
スクエアワン株式会社代表取締役/司法書士。大分県宇佐市出身。1995年東洋大学法学部卒業、99年司法書士登録。97~2000年司法書士事務所勤務ののち、01年1月渋谷区広尾にて司法書士事務所を開業。11年9月司法書士法人石川和司事務所設立、14年7月基幹事業法人としてスクエアワン株式会社設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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