出版社内容情報
笑える科学 “イグノーベル賞” から、40の受賞研究を紹介!
「なぜバナナの皮を踏むと滑るのか?」
「バッタはスターウォーズを観ると興奮する」
「人間をやめてヤギになったデザイナー」etc……
人々を笑わせた研究を称える「イグノーベル賞」。その研究内容のユニークさから、毎年行われる授賞式は科学に馴染みのない人からも注目を集めます。
本書では、そんなイグノーベル賞の受賞研究から最新の「笑える」科学ネタを厳選。ときには自らを実験台にし、ときには何十年も同じ研究を続け、私たちに身近な疑問をとことん追求します。
本家のノーベル賞とは一味違った、肩の力を抜いて楽しめる科学をお楽しみください!
内容説明
ゆで卵をちょっとだけ生に戻す方法とは?名前を付けられたウシは牛乳をたくさん出す。妊婦さんはどうして前に倒れないのか?34年間欠かさずに食事の写真を撮り続けた。ネズミはオペラを聞くと寿命が延びる。ジェットコースターで尿路結石が通る。キツツキが頭痛にならない理由。花粉症にはキスが効果的…ノーベル賞受賞者、オックスフォード大学、犯罪科学捜査チーム…世界の笑える研究がここに集結!
目次
1 いつか何かの役に立つ!?(ポテチは音がするとより美味しく感じる;命を救うブラジャー ほか)
2 風変わりな大発見(5歳児は1日に500ミリリットルのヨダレを流す;昇進させる従業員はランダムで選ぶと良い ほか)
3 生き物の不思議な生態(ニシンはオナラで会話する;オスとメスの性器が逆転した虫 ほか)
4 研究者はやってみた(研究のためならハチにも刺される;セルフで行う大腸内視鏡検査 ほか)
5 極めてピュアな好奇心(ネコは液体か?;タマネギを切ると目に沁みる理由が意外と複雑だった ほか)
著者等紹介
五十嵐杏南[イカラシアンナ]
1991年愛知県生まれ。日英両言語で物を書くサイエンスライター。サラリーマン、デジタルノマド。カナダのトロント大学で進化生態学・心理学を専攻(学士)。休学中に半年間在籍した沖縄科学技術大学院大学で執筆活動をはじめる。トロント大学卒業後、イギリスのインペリアルカレッジロンドンに進学。「サイエンスコミュニケーション」の修士号を取得。同カレッジ在学中に、NHK Cosmomedia EuropeやBBCでリサーチャーを務める。日本帰国後は知識流動システム研究所フェロー就任。現在は、科学誌やオンラインメディアを中心に記事を執筆している。『ヘンな科学―“イグノーベル賞”研究40講』が初の著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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