内容説明
歴史がちょっと苦手な人でも、1話完結で読みやすい!興味のある時代や事件、好きな人物のエピソードから読める!
目次
第1章 古代のしくじり(飛鳥~平安;鎌倉)
第2章 中世のしくじり(鎌倉;南北朝~室町)
第3章 近世のしくじり(戦国~安土桃山;江戸;幕末)
第4章 近現代のしくじり(明治;大正~昭和)
著者等紹介
大中尚一[オオナカショウイチ]
経営コンサルタント/株式会社ジャスティス代表取締役。1976年兵庫県生まれ。大阪大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
77
「ビジネスに活かす」ということが目的である以上、全体的に”ざっくり感”は否めない。この点を踏まえて、少しは「おっ!」と思えるしくじりを数点挙げると、まず『藤原頼長』。大局を見据えた軸。Bottom lineかどうかがポイントであり、しくじりかどうかを判断するのは、本人のみ。『元寇』は、6年間に渡る儀礼に欠けた言動。当然の帰結であり、戦には負けなかったかもしれないが、落とした命は報われない。そして『隆盛』。う~ん、これだけは受け入れられないかな。重責によるストレス?いやいや武士としての信念!2020/10/15
水零
20
「三日天下」で終わってしまった明智光秀には、いったい何が足りなかったのか?本書は歴史的“しくじり”から教訓を導き出し、現代を生きる私たちがうっかり同じ轍を踏まぬよう、まとめたものである。1話につき数ページと、実にコンパクトに事例(しくじり)とまとめ(教訓)が書かれているため、どこからでも気軽に読める。歴史の流れに沿った構成と著者の授業のような論調とが相まって、なんだかしくじりから学ぶというよりも日本史を総復習する学生のような気分になる。そのせいか、通しで読んでいるとだんだんとまぶたが…おっと、いけない笑2021/01/19
Tadashi_N
13
人は歴史から学んでいないのかも。2023/02/05
Cheers!
4
面白かった。一個人のしくじりが大きく国を動かし、長年その苦労が国民全体に及ぶことがある。逆にしくじってくれたからこそ救われたことも。今の私たちのも歴史に学ぶことは大切。一話一話の終わりに現代の私たちに通用するよう著者の教訓が書かれています。2023/10/12
うちぽん
3
日本の歴史上の主な出来ごとがなぜ上手くいかなかったのか分かりやすく紹介されています!名前だけ覚えたようなことも背景が分かると面白いですね!2021/01/31