出版社内容情報
人間や社会の不思議な行動を解説
つまらないものに愛着を感じていつまでも持っている/非常ベルが鳴っているのに周りが動かなければ避難しない/特段欲しくもないものを買う
日常生活の中から誰もが体現させられる事象を”行動経済学”の観点から解説。
内容説明
なぜ、家庭菜園で作った野菜はスーパーの野菜より美味しく感じるのか?なぜ30年分の借金をして新築住宅を買ってしまうのか?コンビニの店舗数が美容室より多く感じるのはなぜか?ボストン大学、コロンビア大学、スタンフォード大学…興味深い研究結果が!
目次
第1章 行動経済学は「にんげん」らしくあるために(米国のノーベル経済学賞受賞学者に、「相田みつを」が愛される理由;なぜ人はソーシャルゲームにハマってしまうのか?;100人のチョイスを用意したハンバーガーのキャンペーンが残念な理由;コンビニの数は美容院や歯医者の数よりも、なぜか多いと思ってしまう不思議)
第2章 無駄な努力はやめましょう―行動経済学と深層心理(スマートドラッグに頼らず、安全に無料で集中力を高める方法とは?;美しい街シンガポールを支えた罰金制度が限界なワケ;バラ色が灰色に変わるマリッジブルーの原因;ユーチューバーになりたがる子供たちの言い分;なぜ企業は「学歴フィルター」で新卒学生を選別したがるのか?)
第3章 それでもお金とは仲良くしておきたい―行動経済学とお金(30年分の借金を負わせて新築住宅を買わせるマインドコントロール;保険は本当に役立つものなのか?;簡単にモノを買わされる人間の脳内にある二つのシステムとは?;老後年金2000万円問題の炎上で、トクする人々)
第4章 今より少しだけ良い世界に―行動経済学と社会(宵越しの金をもたなかった人々が、なぜ貯金できるようになったのか;自由から逃走するフリーランサーの心理;勝ち組プラットフォーム企業が追求すべきは、利益か?モラルか?;シェアリングエコノミーの発展を邪魔するズルい人々)
著者等紹介
橋本之克[ハシモトユキカツ]
マーケティング&ブランディングディレクター。著述家。東京工業大学工学部社会工学科卒業後、大手広告代理店を経て1995年日本総合研究所入社。環境エネルギー分野を中心に、官民共同による研究事業組織コンソーシアムの組成運営、自治体や企業向けのコンサルティング業務を行う。1998年アサツーディ・ケイ入社後、戦略プランナーとして金融・不動産・環境エネルギー業界等多様な業界で顧客獲得業務を実施。2019年独立。現在はマーケティングやブランディング戦略のコンサルタント、行動経済学に関する講師、著述家として活動中。2級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士、東京商工会議所2級カラーコーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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