出版社内容情報
私たち普通の人間が成功したいなら、人と“逆”のことを考えたり、実行しなければならない。
内容説明
圧倒的な結果を出したければ、他の人とは“逆”を行かねばならない。誰も気づいていない問題を発見する力が身につく!「BCG」「ソフトバンク」「三菱商事」の事業エッセンスから生まれた型破りな思考術。
目次
第1章 逆転思考とは?
第2章 成功するための失敗とは?
第3章 成長するということ
第4章 ストレッチ!ストレッチ!ストレッチ!
第5章 摩擦(フリクション)を起こし、火をつける
第6章 挑戦し、失敗し、適応した人が勝つ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおたん
9
著者の経験から導かれた成功法則ですが、納得感あり。成長したい!と思った時に読み返したい本。ギアを一段上げたいと思っている方は、読んでみてもいいと思います。◆逆転には逆説を理解し、逆算し、逆張りの行動が必要◆挑戦→失敗→適応◆ゴミを肥料にできるか?廃棄が必要な厄介物にしてしまうのか?◆すぐやる、必ずやる、出来るまでやる◆シナジー・摩擦エネルギー◆肥料や水を求めすぎない◆ピンチは変わるキッカケを与えてくれる◆過信→油断と挑戦の回避を招く◆自分が変化してする◆仕事の成果=考え方×熱意×能力2025/01/09
小川達也
1
「逆転のためには逆説、逆算、逆張りにこだわり、成功のために失敗する。 挑戦、失敗、適応という成長サイクルをなるべく多く回す。 ストレッチと摩擦を実践する。」 人と逆の思考や、逆の戦略、戦術など持ちいて、 まずはチャレンジする。 PLANする時も、少し高い目標設定にし、PDCAをどんどん回していくことが成功につながると著者はおっしゃっている。 新規事業や、これから起業する人には1つのマインドとして取り入れる価値はあると思う。2016/07/15
海千山千
1
人と同じ道を歩むことは成功することと同義ではない。問題解決能力、問題発見能力、コミュニケーション能力のなかで、自分がとがれるところはどこなのかを見極めてそれを追求する方が成功をつかむことにつながる。 2016/04/10
Kazuki
0
逆転思考とは「逆説・逆算・逆張りを駆使して成功を手にしよう」という思考である。逆転思考の中核をなすのが「"いい"失敗をもとに成長する」という考え方であり、いい失敗ないしは成長のためには「ストレッチとフリクションの最大限化」と「挑戦-失敗-適応サイクルの循環」が必要となる。そして、そのスタートは「問題発見」にある。イノベーションを牽引するリーダーに求められる能力は、「問題発見力・問題解決力・コミュ力」である。学歴偏重の社会では、問題解決力のみが重要視されているが、真に大事なのは問題発見力とコミュ力である。2016/08/29
みつよし
0
日々、成長したいと思い続けているものの、どうすれば成長できるか?については自分の中に答えを持っていなかったことに気付かされた。挑戦、失敗、適応を繰り返すことが成長に繋がることは腑に落ちたが、新しいことに挑戦しそれを形にするには年単位の時間が必要であると考えていて挑戦の数を打つことは簡単ではない。スキル習得に年単位を要するような挑戦は「成長」の観点で見ると非効率なのだろうか。成功の為に習得すべきは技術スキルではなく、幅広い適応力ということなのだろうか。これに対する答えを求めて、もう一度読みたい。2021/12/28