精神分析と現存在分析論

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622022015
  • NDC分類 146.1

出版社内容情報

基本図書限定復刊2003年8月

本体価格:\4500

内容説明

フロイトの精神分析を、ハイデガーの現存在分析論から、読み直し、新しい治療を模索する。ビンスワンガーを評価・批判しながら自己の理論を展開した、画期的な精神医学の書。

目次

1 精神分析の実践のありのままの現実
2 精神分析理論にみられる抽象的人間像
3 精神分析の実践に直接示される具体的人間理解
4 現存在分析論の概要
5 精神分析の実践と現存在分析論的人間理解の一致
6 現存在分析論的人間理解が精神分析の理論と実践に及ぼす影響
7 結語
補遺(“転移”と“行為化”の取扱い方;フロイトの“無意識”に関する現存在分析論的考察)

著者等紹介

ボス,メダルト[ボス,メダルト][Boss,Medard]
1903年スイスに生まれる。チューリッヒ大学卒業後、パリおよびウィーンの大学に学び、ロンドン、ベルリンでも研究を行っている。心理療法ではフロイト、ユングから直接強い影響をうけた。1930年頃からチューリッヒのブロイラーのもとで研究し、1939年同大学講師、心理療法訓練部長を経て1952年より教授となる。その後、現存在分析研究所を設立し後進の指導にあたっていた。1990年歿

笠原嘉[カサハラヨシミ]
1928年神戸市に生れる。京都大学医学部卒業。精神医学専攻。名古屋大学名誉教授

三好郁男[ミヨシイクオ]
1930年に生れる。1971年歿。元神戸大学医学部講師(精神医学)
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