内容説明
親から子への片思いだと感じていませんか?お母さん、お父さんが子どもに伝えたいことって山ほどありますよね…。本当は、子どもだって同じように、お母さん、お父さんに伝えたいこと、聴いてほしいことがたくさんあるんです。
目次
「ついやってしまうこと」が、心の距離をつくっています
第1章 「子どものために」が、子どもを窮屈にさせている
第2章 間違った言葉を使っていませんか?
第3章 心の距離を縮めるために大切なこと
第4章 それでも困ったときに、家族でできること
おわりに 「お母さんに笑顔でいてもらいたい」
著者等紹介
大塚隆司[オオツカタカシ]
1969年生まれ、愛知県名古屋市出身。大阪教育大学教育学部卒。財団法人生涯学習開発財団認定コーチ、NPO法人ハートフルコミュニケーションハートフルコーチ、サンタフェNLP/発達心理学協会認定NLPプラクティショナー。食品会社営業職を経て某有名学習塾に転職。10年以上、発達障害の子ども、不登校児など様々な親子にかかわり、1000組以上の親子関係をサポートしてきた。コーチング、ファシリテーション、ブリーフセラピーなどを学び親子ならではのコミュニケーションの特徴を見つける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るい
3
同じ立場で、一緒にやる。大人の私だって、ああしなさい、こうしなさいと言われたら、やる気が削がれる。やる気を削ぐ前に、自然と一緒にやってくれれば、やる習慣がつくかもしれない。最初は、親のためにやり、次に自分のためにやるようになり、いずれは周り、社会のためにやることになる。そういうステップを踏ませたい。子どものことは承認する。子どもの伸ばしたいところを考えて褒める。下らない話もきちんと聞いて、関係を築いていきたい。2015/06/15
るい
2
子どもに関わる大人としては、どうしても子どもと同じ目線ではいけない、乗り越えられてはいけないと、虚勢を張り、威圧的に接してしまうこともある。だが、思春期の子どもの心を開くためには、子どもの仲間というスタンスで関わることが大切。そして、やることは、ペースを見る、一緒に頑張る、一緒に考える。言うことを聞かなくなったらどうしよう、わがままになったらどうしようといった思いがあり、なかなか伴走する体勢がとれないけれど、少しずつ挑戦していきたいと思う。2021/06/24
るい
2
思春期の子どもをもつ親のほとんどが言いたくなるだろう。「勉強しなさい!」って。しかし、そう言っても勉強しないか、したくないまま勉強する。そういった子ども達が意欲的に勉強するためには、どのように関わるべきかが書いてある。心に響いたのは、小柴昌俊さんの言葉。「数学が好きだから数学を教えてくれる先生を好きになるということじゃない。数学の先生に魅力があるから数学という教科に興味を持つんです。それが小、中学生です。いや、高校生だってそうです。」子どもと同じ目線で取り組み、子どもの行動を褒めることが大切だ。2014/09/13
嘉月堂
2
子どもの「くだらない話」を聞けるかどうかが,子どもとのよい関係を作るために肝要なんですね。そういえば,小学校低学年の先生って,子どものたわいもない話をよーく聞いてあげてますよね。なるほど。2013/12/02
kei1
0
うちの子はまだ小学3年だが、それでもかなりヒントになることが満載だった。2013/07/28