内容説明
本当に再生したいですか?本質的に抜本的な再生を考えている経営者のために第一線で活躍する企業再生のプロが多くの成功事例から導いた5原則。
目次
第1章 企業が要再生に至るパターンと再生プロセスの種類
第2章 中小企業再生成功のための5原則
第3章 原則1 現実を直視する
第4章 原則2 経営者の潜在力を顕在化する
第5章 原則3 過去と決別する
第6章 原則4 地元金融機関を信頼する
第7章 原則5 圧倒的一体感を醸成する
著者等紹介
金子剛史[カネコタケフミ]
株式会社エスネットワークス取締役、公認会計士、税理士。慶應義塾大学経済学部卒業。新日本石油株式会社を経てエスネットワークス入社。上場準備会社に約1年半常駐し、内部管理体制の構築を支援。ジャスダック上場後、プロジェクトチームを率いて東証二部への鞍替えを達成。その後、複数のM&Aアドバイザリー業務、デューデリジェンス業務、価値評価業務を指揮し、近年は主に企業や金融機関からの依頼に基づく再生スキーム構築、再生計画策定、金融機関調整、計画実行アドバイザリーなどの各種企業再生案件を担当。事業再生実務家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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東郷和也
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コンサルの先輩から借りたので、 即読了。 実務家ぎ書いただけに実務的な内容。 昨年第2会社方式で赤字事業を引き受けたけど、黒字化まであと少し。 企業再生は知識も大事だけど、1番は腹をくくる事ができるか。毎日修羅場(笑) これからは企業再生スキルはニーズとともに重要性上がると思う。2017/12/24
三浦 健二郎
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企業再生の本はたくさん読みましたが、他の本と比べ、金融機関との関係・従業員との関係について特に熱く語られた本でした。特に昨今の抜け殻方式の再生法を否定する記述もあり、私自身確かに銀行を出し抜くやり方が正しいのかと感じていたので、その辺は賛同できたし、やはり銀行は敵ではなく味方という認識でいる必要があると思いました。従業員との関係ですが、なぜ従業員との溝ができるのかというところは、この手の本で書かれているのはこの本だけだし、確かにその通りだと思いました。質問の切り口も沢山書かれていて非常に参考になりました。2012/05/16