ボートみたいなパパのうで

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ボートみたいなパパのうで

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  • サイズ B5判/ページ数 32p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784862762856
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0736

出版社内容情報

こんな静かな夜は、はじめてだった。

眠れないぼくは、パパに抱かれて庭に出た。

赤い鳥は眠ってるの? キツネはパンを食べないかな? 

幻想的な絵と静謐な言葉が織りなす、喪失と愛と癒しの物語。



【北欧ノルウェー“最も美しい本”受賞作】



これまでにないほど静かな夜。

眠ることができない少年は、父親の腕に抱かれ、質問を始めます。

鳥について。キツネについて。お母さんが目覚めるかどうかについて。

外に出て星空を眺める二人。一瞬見えた流れ星。揺れるボートのような腕の中、

父親の答えを聞きながら、少年は心を落ち着かせていきます。

「だいじょうぶだよ」「本当?」「ああ、本当さ」

切り紙を取り入れた幻想的なアートワークと静謐なテキストの中に

不安や寂しさを乗り越える、親子のつながりと静かな強さを湛えた一冊。





「あふれる感情をミニマルに表現している。文章と絵が補い合い、細やかな部分がまとまって豊かで複雑な全体を作り出す。刺激的で、示唆に富み、詩的な一冊」――ノルウェー文化庁 最優秀絵本賞選評

「悲しみを抱えて眠れない少年が、父親の腕の中に温もりと安心を見出す。喪失、愛、癒しについての光り輝く物語。息をのむ傑作」――カーカス・レビュー



・ノルウェー文化庁 最優秀絵本賞受賞(Kulturdepartementets Bildebokpris 2008)

・ノルウェー「最も美しい本」賞受賞(?rets vakreste b?ker 2008)

・ドイツ児童文学賞ノミネート(Deutscher Jugendliteraturpreis 2011)

・ミルドレッド・L・バチェルダー賞ノミネート(Milded L. Batchelder Honor Book 2014)

・米国児童図書評議会「世界の優れた児童書リスト」選出(USBBY Outstanding International Books List 2014)

・バンクストリート教育カレッジ「最優秀児童書」選出(Bank Street College of Education Best Children's Book of 2013)

・Brain Pickings「最優秀児童書・絵本」選出(Best Children's

内容説明

“こんな静かな夜は、はじめてだった。”眠れないぼくは、パパに抱かれて庭に出た。赤い鳥は眠ってるの?キツネはパンを食べないかな?幻想的な絵と静謐な言葉が織りなす、喪失と愛と癒しの物語。北欧ノルウェー“最も美しい本”受賞作。

著者等紹介

ルンデ,スタイン・エーリック[ルンデ,スタインエーリック] [Lunde,Stein Erik]
ノルウェーの小説家、児童書作家。1953年生まれ。児童書や青少年向けの本で数々の賞を受賞。詩、図鑑、絵本、音楽の歌詞などを手がける。また、ヘンリック・イプセン、エドヴァルド・ムンク、ボブ・ディランについてのノンフィクションも書く

トールシェーテル,オイヴィン[トールシェーテル,オイヴィン] [Torseter,Oyvind]
ノルウェーのイラストレーター、作家。1972年生まれ。ボローニャ・ラガッツィ賞、ノルウェー・ブック・アート賞、北欧子ども・若者文学賞など数々の賞を受賞。2018年にはドイツ青年文学賞を受賞した

ひだにれいこ[ヒダニレイコ]
1980年、富山県生まれ。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学。2005年、大阪外国語大学(現大阪大学)卒業。在学中の2005年に翻訳家デビュー。北欧の児童書などの紹介に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mana

71
図書館本。大人向けの絵本の棚にあった本。ママが亡くなって、眠れない夜。包み込んでくれるパパの愛情は、何物にも変えがたい。日常の会話ひとつひとつが愛おしい。イラストというか、ペーパーアートに近いものかな。夜の切なさと家族の温かさを静かに描いた芸術的な絵本でした。2025/07/11

ヒラP@ehon.gohon

26
紙を切り貼りして作られたシンプルな世界で、父親と息子の孤独感が奥深く描かれています。 母親を妻を亡くした喪失感。 施設に入っている祖母だけが身近な繋累でしょうか。 寒々しい風景の中で、息子を抱く父親の腕の存在感が象徴的です。2022/05/07

anne@灯れ松明の火

23
遠い方の新着棚で。予備知識なく手に取ったが、【北欧ノルウェー“最も美しい本"受賞作】だそうだ。紙で立体的なペーパーアート?をつくり、貼り込むという独特な手法。眠れない夜。ぼくも、パパも、眠れない、静かすぎる夜。不安で、寂しくて仕方ないふたり。パパの腕の中でホッとするぼく。でも、きっと、パパもぼくのぬくもりに救われている。2022/08/07

猿田彦

8
母を亡くした男の子の不安な夜を描いたお話。とても静かで雪の降る音や、ストーブの燃える音が聞こえそうなくらいの夜。男の子はパパのうでの中で過ごす。静かで無駄のない会話だが、男の子の気持ちを和らげようとする父の言葉が温かい。きっと男の子は、このお父さんの腕の中にいたらいつかは安心して外に向かえるんだろうな。悲しいけれど乗り越えていかなければならないものがある、親は静かにそれを見守ってやればいい、そんな親の愛がひしひしと伝わってくるおはなしです。図書館の大人の本コーナーで見つけた絵本です。2022/05/01

遠い日

8
ノルウェー発。オイヴィン・トールシェーテルの立体的な紙の造形を写真にして作る絵が独特で、物語の世界をしっかりと支える。少年と父、ふたりの喪失の悲しみを寄り添わせ、じっと佇む。死というものをまだはっきりとは認識できない我が子への慈しみ。静かな夜、生き物の気配と彼らの生きることへの意欲。見つめる。感じる。享受する。今はただ。2022/04/22

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